Falcon 1初号機打上、12/20前後
SpaceRef(12/8)
ミサイル試験が終了後、とのこと。
コメント
同記事には11/26の打上アボートに関連して詳細解説が掲載されています。その中でLOX不足となった背景が解説されているので抜粋すると、
- MerlinエンジンのQTを延長したため、保管中の蒸発が増えた。
- LOXは射点の島で製造しているが、当時は故障していた。
- ハワイから輸送することにしていたLOXは純度が低く予定の20%しか得られなかった。
- その上に設備のベント手動弁を誤って開としてしまった。
ということのようです。ちなみに、
- LOXタンクは非断熱
と書いてあります。HeはLOXで冷却しているようですが、詳細は不明。
なお、同時に発生したエンジンコントローラのリセットは、設備側の電圧が低かったことが原因で、自動シーケンスは機体電源で実施するため問題ない、とのこと。