土星探査衛星Cassini、タイタン探査プローブHuygensの分離に成功

Spaceflightnow(12/25) 毎日新聞(12/25)
HuygensはESAが開発した、土星の衛星Titan探査プローブで、大気に突入してパラシュートで降下しながら、大気成分等のデータ収集を行う。Titan大気への突入は1/14の計画。Titan表面は-180℃の極寒でありバッテリの寿命がもたないため、ミッション時間は約2時間半。
Titanは、太陽系の衛星で唯一大気を持ち、生命誕生前の地球に似ているとされる。大気が厚いため表面の観測はこれまで出来ておらず、Cassini衛星も、これまで2回接近したが、着陸予定地が陸なのか海なのかも判明していない。