Falcon 1、初号機打ち上げ日を5月以降に延期

SpaceNews(5/7)
飛行停止装置(下記参考)の追加試験が必要となったこととエンジン製造上の問題が発生したことが原因。当初2004年1月に初飛行予定だったFalcon 1は相次ぐ技術的課題により約1年4ヶ月計画より遅れている。
計画ではあと1ヶ月で射点での実機燃焼試験を実施し、問題ないことが確認されれば5月に空軍の実験衛星を搭載して打ち上げられる。

Falcon 1 に関する情報(上記記事より)

  • フライト中の異常時にはエンジンシャットダウンで対応。緊急爆破用の火工品は搭載していない。これにより落下分散域を狭くできるが、レンジセーフティ要求を満たしていることの確認試験に手間取っている。
  • 1段の約80%は再使用可能(パラシュートで落下させる計画)