英国のSkylark観測ロケット、最終号機打上準備中

SpaceDaily(4/27)
英国が1950年代半ばに開発し、約５０年間継続的に打ち上げてきた観測ロケットSkylarkの最終号機(441号機)が、4/30にスウェーデンのEsrangeから打ち上げられる。これまで、同ロケットは、Wales, Argentina, Australia, Brazil, Norway, Sardinia, Spain, Sweden と様々な場所で打ち上げられてきており、上層大気観測やX線観測から微少重力実験まで実施してきた。

同ロケットは当初は英国政府の資金で開発されたが、1966年からは商業べースで運用されており、最初はBritish Aerospace、次にMatra Marconi Space、そして現在はSounding Rocket Services Ltd.によって打上が行われている。