SpaceX社、Falcon 9計画を発表

SpaceDaily(9/9)
Falcon 9は、Falcon 1と同じエンジンを9基クラスタしたEELV規模のロケットで、MediumタイプでLEO 9.5ton, HeavyタイプでLEO 25tonの打上能力とされている。また、2段は1段のショートタンクバージョンとすることで製造コストを下げるとともに、全段再使用可能な設計とする。打ち上げ費用は、再使用によるコストダウン効果を含まない価格で、保険込みで、Mediumタイプで30億円、Heavyタイプで40億円と、同規模のロケットの中では最も安くなる見通し。
同社は、当初中型のFalcon 5の開発を先行させる計画であったが、顧客ニーズによりFalcon 9の開発を加速させたもので、既に政府系顧客に1基を販売したとのこと。