米研究者、Voyager 1が2004年12月にTermination Shockを通過したことを確認

SpaceDaily(9/26)
メリーランド大学のFrank McDonald氏は、9/23発行のScience誌にて、Voyager 1の観測機器のデータから、同機は昨年12月にTermination Shockを通過したことを確認したと発表した。
Termination shockは太陽風が音速以下に減速することで発生する衝撃波面であり、その内側が太陽圏(heliosphere)、衝撃波面の外側が、恒星間空間との遷移領域であるheliosheathで、太陽風と恒星間物質の圧力がバランスするところが太陽の影響域の最外域となる。