ESA、ATV初号機フライトを1年遅らせて2007年5月にすると発表

SpaceNews(10/10)
ESAは、ATV(ISSへの物資補給宇宙機)初号機の打上げを、当初の2006年5月から2007年5月に変更した。

これは、最終試験での以下の不具合の対応・反映に時間を要するため。

  • フライトシミュレータソフトウェアの修正
  • 姿勢制御装置(48個)の機能不良による交換
  • 太陽電池パドル駆動機構の不具合による交換

ATVは当初2004年の初飛行を目指していたが、開発の難しさと相次ぐトラブルで打ち上げ予定日が延期されている。