KourouからのSoyuz打上げ、初号機は2010年初頭の可能性も

SpaceNews(7/28)
政府及び企業の関係者の話では、現在2009年後半とされているKourouからのSoyuz打上げは、ロシア側の射店設備建設にかかる時間を考えると、2010年初頭になる可能性が高いとのこと。
設備建設の遅れの一因は建設会社が経営破綻して工場が差し押さえられそうになったのをロスコスモスが仲介して製造を続けさせている、といった状況や、現地では夜行性の蝶によるアレルギーが発生した作業員の発生で夜間作業ができないこと、などの現地の状況が影響している。
また、Soyuz射点はロシア人以外には立ち入り禁止であり、Soyuzの燃料のケロシンも配合は公開されずロシアから機体と一緒に輸送される。

コメント

フランスはロシアと協力関係にありますが、SoyuzのKourou打上げに関しては力関係がはっきり分かるような気がしますね。