NASA、月着陸船用の試験用エンジンで3シリーズ目の燃焼試験を終了

SpaceDaily(1/15)
PWR社のCECE(Common Extensible Cryogenic Engine)で10%のディープスロットルができるのが特徴。本エンジンはRL-10をベースにしたLOX/LH2の技術試験エンジン。本試験シリーズで104%から8%までのスロットリングを実施した。
CECEではこの3シリーズで2タイプのコンフィギュレーションでの試験を実施した。当初はディープスロットル時の燃焼振動が大きかったが、噴射器と供給系の改良で抑制できたとのこと。
本試験結果をもとにシミュレーションモデルを改良し、将来の月着陸船用エンジンの開発に生かす計画。