KSLV-1の打上げ延期は燃焼試験での補助ポンプの特性異常

ロケット

Yahoo!ニュース(8/6)
第1段液体エンジンのメーンターボポンプに入れる流体の圧力を調整する補助ポンプの回転数が正常値より多かったためと説明したとのこと。現在ロシア側で検討を進めており、近く結果が通知される予定。

コメント

ブーストポンプ式ですかね。KSLV-1の1段はAngaraベースですが、エンジンはソースによって異なり、AngaraがRD-191(推力210tonf, RD-170/171の1チャンババージョン)であるのに対して、KSLV-1はRD-151(推力170tonf)を使用しているという情報もあれば(こちらの情報やGunter's Space Page)、同じRD-191を使っているという情報もある(Encyclopedia Astronautica)が、こちらのエンジンリストにも載っているのでRD-151だというのが正解と思われる。ちなみに、先ほどの情報によれば、韓国のエンジニアはエンジンを見ることも禁じられている模様。