KSLV-1に関する韓国国内の報道

中央日報(8/9)
興味深いところは、

  • ロシア側への支払金額は2億ドル程度
  • 最初の打ち上げ後、成否に関係なく9カ月以内にもう1基を必ず打ち上げる

コメント

『匿名を求めた専門家らは「第1段ロケットを2億ドルも支払ってその飛行試験までしてあげる格好だ。 国際宇宙科学界ではミステリーのような取引だと話している」と伝えた』まあ、昔からみんなそう思っているわけで・・・
NPO Energomash社の7/30の燃焼試験のプレスリリースによれば、Angara用のRD-191は7/30に初めてステージ燃焼試験を実施したとのこと。
ちなみにRD-151というエンジンは同社のエンジンリストにはないものの、同社のこちらの記事(ロシア語)にはRD-171の派生タイプであることが記されています。NASA SpaceflightのForumではRD-151はRD-191の性能低下型バージョンではないかとの意見もありますが公式なサイトでこれを裏付ける記事は見つけられませんでした。ただしRD-171の派生型で1チャンバであればRD-191と同じなので、その推測が妥当だとは思いますが。
で、RD-191のステージ燃焼試験が7/30が初めてだとすると、KSLV-1の1段はどういう試験をやってきているんでしょう?謎。