Lockheed Martin社、Orion用のLAS姿勢制御モータの開発主導権をOSC社から取り上げ

SpaceNews(8/24)
OrionのプライムメーカであるLockheed Martin社は、開発が遅れているLAS用モータの開発マネージメントをサブコントラクターのOSC社から取り上げたとのこと。Orionのパッドアボート試験は、当初2008年9月に計画されていたが、現在では2010年1月に遅れている。遅れの原因のひとつはOSC社のマネジメントのもとでATK社が実施しているLASの姿勢制御用モータの開発遅れ。OSC社の広報によれば、Lockheed Martin社が直接ATK社の監督を行うことに変更されたとのこと。OSC社は残るアボートモーター、分離モーター、及び、LAS全体のインテグレーションの責任を引き続き負うことになる。(LASには、アボートモーター、姿勢制御モーター、Orion分離モータの3種類のモータが装備されている。)