カナダMDA社、軌道上衛星推進薬供給ミッションを検討中

SpaceNews(3/3)
運用中の静止衛星にランデブして推進薬を供給することで、運用期間を延長、もしくは、墓場軌道に移動させる構想。一部自社投資でのデモミッションを検討中とのこと。交渉相手は明かされていない。実現すれば、供給には20分程度を要し、1機の供給衛星で10〜11機の衛星に推進薬を供給可能とのこと。但し、15年の軌道寿命達成後に推進薬以外の機器の寿命がどの程度あるかの評価の問題や、軌道上衝突時の責任分担と保険の取り扱い等、解決すべき課題は残っているが、ここ数ヶ月で潜在顧客と交渉予定とのこと。