SpaceX社、Falcon 9ロケット2号機を射場へ出荷中

Spaceflightnow(7/16)
2号機はCOTSデモ1回目(Dragonカプセルの軌道上機能確認)で、打上げは9月の予定。1段機体はCCAFSに到着済で2段機体も来月到着予定。なお、今回はDragonカプセル回収部の回収試験も行われる予定。Dragonは耐熱材にPica-X(NASAがStardustで開発した材料)を利用している。
なお、CEOのMusk氏によると、初号機の特異事象には以下の通り対応予定とのこと:

  • L/O直後のロール挙動:Merlinエンジンの調整(編注:おそらくGG排ガスダクト方向を調整)
  • 2段のロール制御不良:ロールアクチュエータがエンジンからの輻射加熱で許容温度を超えたと推定。断熱を強化する。

また、初号機は2段再着火も試みているが、着火はしたものの満足行く結果ではなかったとのこと。詳細は明らかにされていない。