ISRO、GSLV失敗の初度調査結果を発表:1/2段分離コネクタの早期分離

Spaceref(12/31) ISROプレスリリース(12/31)
飛行はリフトオフ+47.8sまでは正常だったが、その後姿勢が異常となり、53.8sに迎角の増加で空力荷重が機体の許容荷重を超過して機体は破壊した。地上からの指令破壊コマンドは64s後に送出された。
初度故障解析の結果、原因はロシア製上段ステージ下部に搭載されている10個コネクタが想定外に分離したことと推定される。これらのコネクタの一部には上段ステージに搭載されている計算機からブースタステージへの制御信号が含まれていたことから、分離によりブースタステージが姿勢制御不能となった。正常飛行であればL/O+292sに分離されるコネクタがなぜ早期分離したかは調査中。