SES社,SpaceX社で打ち上げるSES-9/10について発表

SpaceNews(4/10)
SES-9は5300kgのBoeing社製の化学推進/電気推進ハイブリッド衛星で、GEOへの軌道遷移に化学推進と電気推進を両方使うため、軌道遷移に3か月程度かかる。SES-10は5300kgのAirbus社製の化学推進バスで、通常より大きい推進薬タンクを搭載し、遷移マヌーバも通常より多数回行う。SES社では、電気推進が軌道遷移に時間を要することについて「衛星管理の問題にすぎず、今回の場合は、通常より3か月早くプログラムを動かすだけ」としている。

コメント

Airbusのタンクが通常より大きく、かつ、遷移マヌーバ回数が多い、というところから、投入軌道はサブシンクロナス軌道と推測されますね。