DARPA,スペースプレーンXS-1構想検討契約先に3社を選定

SpaceNews(7/15) NewSpace Journal(7/16) SpaceRef(7/15)
XS-1は再使用1段と使い捨て2段を組み合わせて、3,000〜5,000ポンドのペイロードを低軌道に低価格($5M/打上げ)で打ち上げるシステムで、XS-1プログラムで開発するのはそのうちの再使用1段部分。同プログラムでは10日間で10回の飛行を実証し、うち1回はマッハ10に到達することが要求されている。
選定されたのは、Boeing/Blue Origin連合、Masten Space Systems/XCOR連合、Northrop Grumman/Virgin Galactic連合の3つの企業連合。契約額はそれぞれ$4M程度(Masten社との契約は$3Mと公開済)。選定直後に、Boeing社は、自律帰還するフライバックブースタと、フライト間隔を短縮できる地上設備の構想検討に力を入れると発表。
DARPAは2015年末までに一社を選定し、$140M程度で2018年の打上げに向けた契約を結ぶ計画。