スペインのベンチャー企業PLD Space社, 小型衛星打上げ用再使用ロケット開発に向け推進中

SpaceNews(11/30)
同社は2011年に設立されて、2013年に1.3Mユーロの資金調達に成功。現在液体推進系の開発中。今年、ESAのFLPPの一部である Liquid Propulsion Stage Recovery (LPSR) の取り纏め社に選定された。LPSRでの研究成果は、サブオービタル機のArion 1および衛星打ち上げ機のArion 2 (150kg @ LEO)の開発に適用される。また、同社は、スペイン国内の$1.56Mの再使用技術研究プログラムにも選定されている。この後、さらに資金調達を行う予定。
Arion 1の打上げ目標は2018年、Arion 2は2020年。初期にパラシュートで減速した後に推力着陸する方法を検討している。価格ターゲットは、Arion 1が5000〜10000ユーロ/kg、Arion 2が35000〜30000ユーロ/kg。