LeoSat社,衛星価格低減のために設計担当であるTAS以外のメーカを含む製造入札を実施予定

SpaceNews(9/26)
LeoSatは2014年からTAS社と共に108機のLEOコンステを検討してきたが、投資家からの圧力により、昨年から、$3.5Bのプロジェクト費用を$3B近くまで下げるためのゼロベースの再検討を開始。
資金調達手段も、$1Bをエクイティファイナンス、$2Bをデットファイナンスとする方針に変更するとともに、製造担当メーカをTAS以外も含めた入札で決定する方針。なお、ITUの規定により2021年1月までに1機は打上げないと軌道上スロットの権利を失うが、この申請はTAS社が実施しているため、別のメーカが新たに申請すれば期限が延長されるという影響もある。
LeoSat社では当初今年試験機2機を打上げる計画だったが、より低コスト化するための地上技術検証のためにこの計画は破棄している。
プロジェクト予算削減のために打ち上げ回数の削減も検討しており、衛星は当初1250kgだったが、これを800kgまで減らすことで、1軌道面の全衛星をFalcon 9で打ち上げることも検討中。

NASA,Orionの長期製造契約(オプション込み12機分)をLockheed Martin社と締結

SpaceNews(9/24)
Artemis 3,4,5用の3機が$2.7B, Artemis 6,7,8用の3機が$1.9B(CPF契約)。オプションは追加6機でFFP契約(価格は確定分6機の製造コストを踏まえて設定)。