Delta 4 Heavyの打上は21日以降に延期

Spaceflightnow(12/12)

12/10に打上予定だったDelta 4 Heavyの初号機は、金曜日には天候不良で、土曜日にはマスターシーケンサ(リフトオフ直前のシーケンス制御装置)の不具合で、日曜日には環境制御システムの不具合で延期され、12/18に予定されているAtlas 5の打上のための射点安全系の準備のため、Atlas 5打上後まで延期された。

土曜日のマスターシーケンサの不具合は、推進薬充填中に発生したもの。同シーケンサはT-8.5秒からカウントダウンシーケンスを制御し、T-5.5秒のRS-68の着火、及び、その後の正常な立ち上がりを監視し、ホールドダウンボルトを解放して機体をリフトオフさせる。

日曜日の環境制御装置の不具合は、装置の電源が落ちてしまったもので、原因は調査中。