Falcon 1初号機、エンジンQTでの不具合で打上を1ヶ月弱延期

Space.com(9/14)
SpaceX社は、同社のFalcon 1ロケットに搭載するMerlinエンジンの認定試験中に、メインチャンバの不具合が発生したため、当初10月初旬に計画されていたFalcon 1の初号機打上を10月末に延期することを明らかにした。Merlinエンジンのチャンバはアブレーティブチャンバ。
初号機用の領収試験は終了し、機体に搭載されているが、平行して実施されていた認定試験で不具合が発生したもので、当該チャンバは13個目のもの。エンジン作動点が厳しい試験であることや製造のバラツキが原因である可能性がある。
同社では、追加認定試験とチャンバ冷却流量の増加の対策を取ってフライトに移行したい考えとのこと。