ESA, Ariane5GSでのAestusエンジン再着火試験に成功

ESAプレスリリース(10/22)
ESAは、10/5に打ち上げられたAriane 5GSロケットの主ミッション終了後に、54分コースト後のAestusエンジン再着火試験を実施し、成功した。

この試験は、ATV打ち上げミッションでの再着火の必要性から実施されたもので、タンク内温度・圧力条件の予測の妥当性、及び、アレッジセトリング手順を実証するために実施された。

Ariane 5の2段は、通常のGTOミッションでは1回しか燃焼しないが、ATVミッションでは、初期軌道(136km x 260km)から、近地点高度を上げて円軌道に入れるために1回、コントロールドリエントリーのために1回の、合計2回の再着火が必要になる。