SpaceX社、Falcon 9初号機の来年夏打上げに向けて順調に進捗

Spaceflightnow(11/2)
9基エンジンでのステージ燃焼試験は、9月末までに15秒の試験を3回終了し、今後30秒、フルミッション秒時(170秒)の試験を実施後、エンジンアボート試験に入る予定。CCAFS LC-40射点整備も進んでおり、今年末に初号機が出荷される予定に変更はない。
また、来月にはCOTSデモミッションの2回目と3回目の詳細設計審査会が実施される予定。Falcon 9によるCOTSミッションは、1回目(6時間の軌道上ミッション)が来年6月、2回目(ISSランデブーの練習)が来年末、3回目(ISSランデブー)が2010年初頭に計画されている。
なお、SpaceX社はCCAFS LC-40では水平整備状態から射点起立して打上げまでを1時間半で実施することを目標として、Zenitの自動化された射点システムを取り入れている。また、Falcon 1で実施している射点での短秒時燃焼試験は当面Falcon 9でも実施する予定。

コメント

SpaceX社サイトのマニフェストによれば、COTSデモの前に3機のフライト(デモフライト1機+商業フライト2機)を計画している模様。