NASA、遅れていたハッブル修理ミッションを5/12に打上げる計画

NASA Spaceflight(12/4)
ISSでは食糧不足が懸念されており、ハッブルミッションの動向と、その後のミッションの組合せの検討に影響している模様。
編注:とても分かりにくいので整理してみました。ハッブル打上げの時には救助用のSTS-400を準備しておかなければならないこと、シャトルの射点である39Aと39Bのうち、39BはAres I-X打ち上げ用に改修予定であることを念頭においてごらん下さい。

  • 現在来年予定されているミッション(11/6現在の情報):STS-119/15A/Discovery(ISS建設,2/12),STS-125/HST/Atlantis(ハッブル,5/12), STS-127/2JA/Endeavour(きぼう暴露部,6/9), STS-128/17A/Discovery(ISS補給,8月),STS-129/ULF3/Atlantis(ELC輸送,11月)
  • STS-400は19Bで待機するのが現在の計画だが、一度はスケジュールが厳しすぎるとして対象外となったPad-to-Padオプションも再度検討されている。これにより、現在10月にずれ込むと見込まれているAres I-Xの打上げを7月に実施できる可能性がでる。
  • ISSが来年から6人体制になって補給が厳しいためSTS-128とSTS-127を入れかえる検討をしたが、現状どおりの順番とすることとなった。2JAに食料を追加する予定。
  • ISSプログラムとしては、9月初旬までに2JAを打ち上げてほしい。これはHTVがもし9月に打ちあがった場合でも11月以降にスリップした場合でも対応できるため(HTV might possibly be able to be launched in Sept vs slipping to Nov or later)