NASA、次期惑星探査ミッションとしてエウロパ探査機を第一候補に

Spaceflightnow(2/18)
エウロパ探査機とタイタン探査機の計画評価の結果、次期惑星探査としてエウロパ探査機を第一候補に選定した。同ミッションは地下海洋があることが判明している木星の衛星エウロパをまわるオービターで、2020年にAtlas V 55x型(5mフェアリング,SRB 5本)で打ち上げられ、2025年末〜2026年初頭に木星に到達後、4つの衛星をフライバイした後で、2028年にエウロパ周回軌道に入る計画。
ESAはこれと同時期にガニメデオービター "Laplace" をAriane 5で打ち上げる構想を持っているが、同ミッションは他ミッションと競争しており、まだ選定されていない。また、日本は木星磁気圏観測衛星をLaplaceと相乗りで打ち上げることに「大きな関心」を表明しているが、オフィシャルな合意はできていない。