SpaceX社、Falcon 9の開発状況を発表

SpaceX社プレスリリース(6/16)
1段エンジン(Merlin1C)は9基のうち6基の領収燃焼試験が完了しており7月半ばまでに全ての領収燃焼試験が終了予定。2段エンジン(Merlin1C真空バージョン=MVac)はノズル温度が高い問題を抱えていたが対策はとれつつあり来月には認定試験に入る予定。
射場設備は貯槽が完成しつつあり、横置き整備用ハンガー(20tonクレーン2基装備)も完成した。機体起立装置はフライト用に再組立中で来月半ばにシステム試験を実施予定。
1段構造体は段間部と組み合わせて強度試験中で、全構造系強度試験は今月中に完了予定。フライト用構造体は現在1段タンクの耐圧試験準備中で2段とフェアリングも製造中。3〜4週間で最終組立工程に入る予定。また、2号機(COTSデモ)用のタンクと構造体も製造中。
アビオ機器はほぼ開発を完了しており、一部機器の認定試験を実施中。