ULA社、Delta 2退役後の中型衛星市場への対応方針決定は当面先送り

Spaceflightnow(2/16)
Delta2は残り5機あり、市場性の有無が明確になってから判断。
オプションとして以下の3つが候補となっているとのこと。

  • 中型衛星用ロケットの運用(Delta 2製造再開or新型ロケット):ULAが5機/年程度の市場を確保できる場合
  • Delta 4 or Atlas 5の能力低下版開発(固体モーター上段):かつて検討されたがDelta 2とかぶったため中止された
  • Delta 4 or Atlas 5でのデュアル打上げ:ULAの市場シェアが1〜2機/年程度の場合

Atlas 5によるデュアル打上げはULA社の社内ファンドでの検討が進められており、2008年段階の公開文献では、顧客がつき次第18ヶ月で開発できるとされている。