Eutelsat社、ITAR-free部品入手遅れでW3B打上げロケットを長征からAriane 5に変更

SpaceNews(2/18)
代わりに2011年打上げ予定のW3C衛星を長征での打上げとする計画。W3Bは当初2010年3月〜6月に打ち上げる計画だったが、ITAR-free部品の入手遅れが原因で打上げは8〜9月に伸びる見通しとなった。更に今年1月にはこのITAR-free部品の予備品が充分入手できず、射場での最終点検で交換が必要となった場合に対応できないことが分かったことから、Eutelsatは最近の軌道上での衛星の故障による回線余裕の逼迫を考慮し、打上げロケットを変更することで、交換用部品を米国製部品として予備品を確保することで、打上げの大幅延期のリスクを低減したもの。