Boeing社,DARPAからF15戦闘機に搭載して打ち上げる小型衛星空中発射システムの開発を受注

SpaceNews(3/28)
Airborne Launch Assist Space Access (ALASA) プログラムのターゲットは45kgの衛星をLEOに$1M以下で輸送すること。契約は11か月のCPFF形式で予定額は$30.6Mで、合計$74Mのオプションがついている。DARPAは2012年にALASAシステムの設計をBoeing社,Lockheed Martin社,VirginGalactic社の3社に発注しており、これとは別に、個別技術の開発契約を、Northrop Grumman社,Space Information Laboratories社,Ventions社の3社に発注している。今年中にリスク低減試験と航空機に搭載した状態での飛行試験を実施予定。
Boeing社はF15E戦闘機の下部にロケットを搭載し、かつ、1/2段のエンジンを1基にまとめる構想で66%のコストダウンを図るとしている。
DARPAでは、空軍と陸軍を主要な顧客として想定している。