NASA/Boeing,CST-100 Starlinerの無人試験飛行をオンボードタイマー不具合でISSドッキングを断念して帰還

SpaceNews(12/22)
ロケット分離直後の軌道投入用燃焼がオンボードタイマー不具合で正常に実施されず、誤ったタイマーに基づいた姿勢制御用スラスタ作動による推進薬消費が大きかったために、ISSドッキングを諦めて地球に帰還。着陸は計画通りに実施。タイマー設定不良は、打ち上げ前にロケット側の時刻データをStarliner側が取得する際に発生し、正しい時刻から11時間ずれていた。検証計画に対する影響はこれから評価。

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SpaceX社,2020年はStarlink衛星打上げにより打上げ機数を増加させる計画

Spaceflightnow(12/20)
Starlink以外の打上げは14~15機計画されており、それ以外に可能な限りStarlinkを打ち上げる計画。合計機数は35~38機になる見通し。
ロケット製造は2段ステージの製造速度が評定。1段ステージは再使用が安定化したことで年間10機程度の製造になる見通しで数年前の16~18機から大幅減。
Redmond,WAの工場でのStarlink衛星製造は順調。

アルゼンチンの商用リモセン会社Satellogic社,$50Mを追加調達

SpaceNews(12/19)
同社は1週間ごとに1m解像度で地球全体の画像を取得することを目指しており、既に8機の衛星を運用中で、2020年に16機を打上げ予定。

USAF,2020年は9機の小型ロケットの打上げを計画

SpaceNews(12/18)
9機のうち公開された7機は以下:

  • Minotaur 4, NROL-129 [Wallops]
  • Electron, STP-27RM [Wallops]
  • LauncherOne, STP-27VP [Guam]
  • Rideshare, TBD
  • Space Vector, Suborbital [Wallops]
  • Minotaur 1, NROL-111 [Wallops]
  • Target for MDA test [Pacific Ocean]