Intelsat社,保険金で負債を一部返済できる見通し

SpaceNews(3/1)
SeaLaunchの失敗で喪失したIS-27は$406Mの保険がかけられているが、同衛星に搭載されていたUHFトランスポンダ(米軍のHosted Payloadを期待して搭載したが結局顧客がつかなかった)を代替衛星には搭載しないことで保険金が浮く見通し。さらに、同社では、IS-19の太陽電池パドル不具合で$82Mの保険金を受領できると期待している。
Intelsat社は現在$16Bの負債を抱えており、そのうち$5Bは11%程度の利息の債務になっており、2012年の1年間で負債の利息だけで$1.27Bを支払ったとのこと。Intelsatの2012年12月末での年間売上は$2.61B。EBITDAは売上の78%。
同社は2012年に5機の衛星をサービス開始し、衛星置き換えを一巡させた。2012年の投資額は$866Mだったが、2013年には$675M程度に減少する見通し。