OneWeb社のコンステレーション用衛星製造に5社が提案

SpaceNews(3/19)
OneWeb社は648個(地上のスペア含む)の小型衛星によるインターネット接続サービスを提供予定。衛星は約200kg、投入軌道高度は1200kmの予定。製造ロットは900機の予定。
衛星製造に手を挙げたのはAirbus Defence and Space社, Lockheed Martin Space Systems社, OHB社, Space Systems/Loral社, Thales Alenia Space社の主要衛星製造メーカ5社。OneWeb社は4月中旬には製造メーカを決める見通し。
ADS社は大型衛星が主体だが傘下に小型衛星専門のSSTL社を有する。LM社は最初のIridumを製造した実績がある。OHB社はコンステレーションであるGalileo衛星の受注でADS社に勝った実績がある。SS/L社はADS社同様に大型衛星が主体だが、最近SkyboxImaging社の小型衛星を受注している。また、TAS社はIridium NEXTとO3bという、最近の大規模コンステレーション衛星を製造している。
なお、OneWeb社はメーカ選定後、製造メーカとのジョイントベンチャーを設立し、そのベンチャー会社が製造を請け負う予定で、2017年から2018年に打ち上げ予定。工場の場所は未定だが、情報筋によると、米国内に工場候補を見つけているとのこと。