SpaceX社, Falcon 9 飛行再開ミッションを12/20に打上げ予定。射点着陸が認可される可能性も高まる

SpaceNews(12/18) SpaceNews(12/18) SpaceNews(12/16)
射点での短秒時燃焼試験を12/18に完了。燃焼試験は当初12/16に計画されていたが、過冷却LOX(68K以下に冷却)の運用で問題が見つかり、12/17に延期し、さらに12/18に延期していた。
今回のFalcon 9は Upgraded Falcon 9 とも呼ばれる通り、主に以下の変更がなされている。

  • Merlin 1Dエンジン推力UP
  • 2段推進薬タンク大型化
  • 過冷却LOX適用
  • 1/2段分離システム変更

一方、SpaceX社はこの打上げで1段をCCAFSの射点に着陸させることを目指しているとされている(公式な発表はない)が、FAAは特段の問題はないとする報告書を纏めた。実際に着陸させるには、このほかに空軍の射場安全部門の認可も必要となり、今回の打上げで実現するかは依然不透明。