2020-03-15から1日間の記事一覧

NASA,2024年有人月面着陸をGatewayを使わない計画に変更

SpaceNews(3/13) NASA Spaceflight(3/20) Gateway開発そのものは実施するが2024年の有人月面着陸の構成要素にはしない計画に見直し。短期間での実現のためにリスク要素を排除。また、Gatewayの費用削減のために一部簡素化することを決定した。

IST社/JAXA燃焼器単体燃焼試験の様子

マイナビニュース(3/13)

衛星製造メーカトップの懸案事項

SpaceNews(3/13) サイバーセキュリティ、短期間製造、従業員の確保、顧客の安定性。

ULA社CEO,Vulcanロケットへの移行計画を発表

NASA Spaceflight(3/12) Deltaロケットは2023~24年に退役、Atlas Vは2022~24年に退役予定。Vulcanは2021年に初号機を打上げ、2023~24年までに現在のAtlas Vと同じ頻度で打ち上げ予定。

Aerojet Rocketdyne社,大型固体モータ製造用新工場をアーカンソー州に建設

SpaceNews(3/12)

ESA/Roscosmos,ExoMarsミッションを2022年に延期

SpaceNews(3/12) ロシア担当のロケットと固定プラットフォームの開発は完了しているが、ESA担当のローバーとパラシュートがまだ開発途中で、かつ、いくつかの電子部品はサプライヤへの返却が必要な状況。

ILS社,元ULA幹部を社長に招聘.Soyuzロケットも販売

SpaceNews(3/11) 現在Soyuzの商業打ち上げを行ってるGK Launch Services社との関係は調整中。

宇宙保険のAssure Space社,2020年初からLEO衛星への軌道上衝突リスクを含む保険引き受けを中止

SpaceNews(3/11) 低軌道のデブリリスクが高まっていることへの対応。静止軌道衛星や打上げへの保険は継続して引き受ける。

SLSのコストオーバーラン,議会報告と再評価のレベルを超過

SpaceNews(3/11) 監察総監室(OIG)の評価では、初号機打上げまでの費用はベースラインに対して少なくとも33%超過しており、スケジュール遅延を考慮すると43%以上超過する可能性が高い。当初のArtemis 1プロジェクト費用は$7Bに対して、NASAの見通しは$8.75Bの…

小型ロケット業界、価格競争にはならないと予測

SpaceNews(3/10) Satellite 2020でのRocket Lab, Virgin Orbitのパネルディスカッション。新興企業は超低価格を提示するけれど、それは事業の本質(Capital intensive heavy manufacturing business)を理解できていないから、とのコメント。

Aerojet Rocketdyne社,新たに製造したRS-25エンジンの認定試験用供試体を製造

NASA Spaceflight(3/10) SSMEの製造中止から10年以上経って初めての新規製造エンジン。SSMEの信頼性を維持しつつコストダウンのための設計変更を行い17の部品(群)を新規設計品に変更する計画。SSMEに順次組み込んで検証試験を実施している。既に、AM製造PSD,…

Elon Musk氏, Starlinkのスピンオフは行わないと表明

SpaceNews(3/9) Satellite 2020での講演。2月のBloomberg誌でShotwell社長の発言としてStarlinkのスピンオフを検討していると報道されたが、Musk氏は、Starlink事業はSpaceXの収入源として必要と発言。ブロードバンド市場規模は$30B程度と打ち上げ市場の$3B…

中国,長征3B/EロケットでBeidou GEO-2衛星を打上げ

SpaceNews(3/9)

Momentus社,SpaceXの相乗り打上げを調達し自社製キックステージVigorideによる軌道遷移サービスを提供予定

SpaceNews(3/9) ペイロード搭載能力は350kgでロケット分離点から高度を300~1200km上昇させた場所に移送可能。

2019年の宇宙スタートアップの資金調達額は$5.7Bで、前年の$3.5Bから大幅増加

SpaceNews(3/9) 全調達金額の70%はSpaceX, Blue Origin, One Web, Virgin Galacticの4社で占める。 レポートはこちら:BRYCE Start-up Space Report 2020