政府・民間関係者,軌道上衝突回避運用の調整方法改善の必要性について認識一致

SpaceNews(9/19) SpaceNews(9/18)
衛星数が増えて、メールや電話では効率的に調整できなくなってきており、何らかの自動化された仕組みが必要との認識。SpaceX社のStarlink衛星は自動回避機能を有しているが、ESA衛星と接近した個体は軌道離脱運用中でこの機能を停止していたとのこと。
また、宇宙空間での交通整理のためには各社が保有する情報の共有が必要との認識も共有。

Aerojet Rocketdyne社,次期ICBM開発でNorthrop Grumman社のチームに参加することを決定

SpaceNews(9/16)
大型固体モータメーカ2社が同じチームで提案することになり、Boeing社は提案しないことを表明しているため、受注は確実。この開発はMinuteman 3を更新するもので、契約額は$63B程度の見通し。なお、同じチームには、General Dynamics社,Honeywell社,L3Harris社,Lockheed Martin社などが含まれる。

宇宙保険業界、保険料率が低すぎるとの認識

SpaceNews(9/14)
World Satellite Business Week講演。今年は大型請求が相次いだが、請求額自体は想定範囲であるものの、保険料が低下しすぎていることが問題との認識。打ち上げ+軌道上1年の保険料率は、2000年代初頭には20%を超えていたが、現在は5%程度まで下がっている。これは業界への参入者が増えたことが影響しているが、既に撤退を発表したSwiss Reの他にも撤退を検討している会社があり、結果的に保険料率は若干上昇トレンドに移行するだろう、との見通し。

Kepler Communications社,Starlinkの軌道高度変更を受けて自社IOTコンステレーションのアーキテクチャの変更を検討中

SpaceNews(9/13)
Starlinkの一部衛星の高度を1110kmから550kmに下げることがFCCに許可された影響。同社は575kmに140機のCubesatを配置してIoT通信を計画している。