NASA,Artemis計画での国際協力での協定内容を発表
SpaceNews(5/15)
既存のIGAの枠組みで実施されるGatewayを除くArtemis計画に参加を希望する国との協定で、米国と各国の二国間協定。OSTをベースとする行動規範を定める他、資源活用についても定めている。
USAF,軍用衛星へのハッキングコンテストを開幕
SpaceNews(5/14)
Space Security Challenge 2020。脆弱性の事前確認が目的。第1段階では地上にある衛星電気回路へのハッキングを試行し、成功した人は軌道上の小型衛星内に仕込んだソフトウェアコード(flags)の入手を目指す。最も多くのflagsを入手した3チームが賞金$50,000を手にする。予選は5/22-24,本選は8/7-9。
SLS初号機打上げは2021年末の見通し
SpaceNews(5/14)
NASAがAdvisory Councel会議で報告。コロナウィルスによるStennis試験場の閉鎖が影響。最初の燃焼試験は11月末ごろになる見通し。
NASA,Gateway及びArtemisの打ち上げ計画見直し案を報告
SpaceNews(5/14)
PPEとHALOを同じロケットで打ち上げて2024年後半に月周回軌道に投入。ただしArtemis 3はGatewayを利用せずに直接月着陸を行う。
Maxar社,複数のGEO通信衛星の契約を受注
SpaceNews(5/13)
顧客は非開示でSSL 1300型の規模。数百億円規模で、米国でのCバンド明渡しに関わる代替衛星と見られており、業界では、IntelsatかSESが発注したものと推測されている。
Richard Branson氏,所有するVirgin Galactic株の一部を売却
SpaceNews(5/12)
Virginグループのコロナウィルス影響対策に使う現金を確保するため。全発行株式の22%に相当する2500万株を売りに出す予定。
Rocket Lab社CEO,小型ロケット業界の淘汰が近いと予測
SpaceNews(5/11)
コロナウィルスの影響で1年~1年半は新規資金調達は難しくなる上に、市場は2社程度の規模しかない、との見立て。最近のQuilty Analytics社も市場は2社分の規模しかないと指摘している。
DARPA,Blackjackコンステレーションの打上げを2020年末から開始予定
SpaceNews(5/11)
合計20機を2022年にかけて打ち上げて、衛星間光通信を利用したLEO通信システムを検証予定。
中国の長征5Bロケットのコアステージ、一部部品が地上に落下
Spaceflightnow(5/11)
一部燃え尽きなかった部品がコートジボワールに落下して家屋に損傷を与えた模様(Seradata(5/13))。NASA長官はコアステージを制御せずに再突入させたことを「非常に危険」と批判(SpaceNews(5/15))。