2009-01-01から1年間の記事一覧

ロシア、新型有人ロケット設計に着手、極東新射場から打上げ予定

Ria Novosti(10/16) via sorae.jp 信頼度と安全性を重視し、フルタイムアボートを可能にする計画。また、この新型ロケットは大型ロケット(ペイロード50-60ton)及び超大型ロケット(ペイロード130-150ton)のプラットフォームとなる予定。また、カザフスタンに…

中国、IAC2009で独自有人宇宙ステーションを2020年から運用するコンセプト検討結果を発表

FlightGlobal(10/15) 総質量60tonで3回に分けて長征5号で打ち上げられ、定員3名、寿命は10年、高度450km、軌道傾斜角42度。2015年の軌道上実験室の打上げに続いて各モジュールを打ち上げる計画とのこと。また有人月探査計画の初期コンセプト検討段階であるこ…

ESA/EU、第1回欧州有人宇宙探査会議を10/23に開催

SpaceRef(10/14)

UP Aerospace社、Spaceport AmericaからLockheed Martin社の試験ロケット打上げに成功

SpaceDaily(10/14) Spaceport Americaはニューメキシコ州の商用射点で打上げはUP Aerospace社が担当。10/10の打上げはUPA社による同射点からのLM社ロケット打上げの3回目。LM社の先進技術実証用ロケットとのことで、内容は公表されていない。また、同打上げ…

NASA、TDRS1を引退

Spaceflightnow(10/13) 1983年にスペースシャトルチャレンジャーで打ち上げられてから26年間運用されてきたが、故障により墓場軌道に移動されることになった。 コメント そういえば昔はシャトルで衛星上げたんですよね〜(遠い目)

NASA Bolden長官、IAC2009でAugustine Committeeの報告に沿った将来案を提示

Flight Global(10/9) 「2011Q1にシャトル引退、ISSは2015年後も継続、ISS輸送に商業サービスを利用、LEO以遠探査用の(EELV派生でない)大型ロケットを開発」という、Augustine Committeeレポートの recommendation に沿った形のプレゼンテーションを実施。

NASA、LCROSSミッションを完了

NASA Spaceflight(10/8) 計画通りCentaurロケットと衛星を月の南極のクレータに衝突させた。今後、クレータの永久日陰部に氷があるかどうか、データ解析を行って確認する。

Boeing/ULA社、Delta2によるWorldView 2の打上げに成功

Spaceflightnow(10/8) 打上げ業務はULA社、マーケティングはBoeing社。

ロシア、2016年に金星探査機Venera-Dを打上げ予定

Russian Space Web(10/6) 打上げロケットは当初Soyuz/Fregatが想定されていたが変更もオプションに入っている。

米研究者、Spitzer宇宙望遠鏡で土星に最大の輪を発見

Spaceflightnow(10/6) バージニア大学の研究者が赤外線天文衛星Spitzerで発見。可視光で確認できるリングと27度傾いた最外周近傍にあり、厚さは土星本体の20倍ある。リング内を周回する衛星Phebeがあることから、この衛星が彗星と衝突した塵ではないかと見ら…

NASA、Ares 1-Xの主要機能点検を終了

Spaceflightnow(10/7)

米空軍、ロケット側の問題でMinotaur4によるSBSS打上げを来年に延期

SpaceNews(10/6)

SpaceX社、Falcon9初号機用のステージ領収試験を完了

SpaceDaily(10/6) これから1段と2段のステージ燃焼試験を行い、来月射点に出荷し、その1〜3ヶ月後に初号機打上げの計画。 コメント ステージの acceptance testing でした。耐圧試験の他に荷重負荷試験も実施しているようです。

ISRO、衛星用イオンスラスタの開発を完了

SpaceDaily(10/22) 今年GSLVで打ち上げられる衛星に初めて使用される予定

Arianespace社、Ariane 5 ECAの打上げに成功

NASA Spaceflight(10/1) Amazonas 2 (5.5ton) と COMSATBw-1 (2.5ton) のデュアルロンチ

内閣情報調査室、H-IIAロケット16号機/情報衛星光学3号機の打上げ予定を11/28午前10時〜12時と発表

Yahoo!ニュース(9/30)

MESSENGER、最後の水星フライバイを実施

SpaceRef(9/29) 水星周回軌道投入は2011年3月の予定。ミッションサイトはこちら。 コメント 誤記がありました。失礼しました。

NASA、Ares1振動対策の第1案を選定/5セグメント地上試験での燃焼振動は予測以下

SpaceNews(9/21) Ares1の振動対策として "Dual-plane isolator" システムと呼ばれる、1段と段間部及び段間部とOrionの間の2箇所にスプリングを挟む対策を第1案として検討することを選定した。また、代替案として2段LOXの質量をマスダンパーとして利用する案…

SpaceX社、DragonカプセルのISS接近用近接センサをSTS-127でデモンストレーション

SpaceX社プレスリリース(9/24)

前原宇宙開発担当相、漁対打ち上げ不可期間解消のために種子島以外の射点建設も視野に検討

共同通信 via 47ニュース(9/25) 漁業との関係で年間計約190日という制約がある種子島宇宙センターの今後についての質問に答えたとのこと。具体的な代替地については言及なし。

Boeing社、NASAの民間有人輸送検討に参画予定

Fightglobal(9/24) 11月から始まるLEOへの有人輸送システム10ヶ月スタディ Commercial Crew Development (CCDev) への参画を表明。CCDevの今年度(〜2010.9)予算は$50Mで、これを複数の候補に割り当てる計画。 コメント CCDevは民間の有人輸送検討を促進する…

NASA、STS-127用SSMEのノズルピンホールの原因は粘着テープの硫黄分と推定

NASA Spaceflight(9/24) STS-127/2JAミッション用のNo.1SSME(SN 2045)のノズル再生冷却チューブから340箇所のピンホールが見つかった問題で、NASAは、該当部を切断した調査の結果、1990年代に(点検用の)スロートプラグからの漏れを塞ぐのに使用していた Tack…

SpaceX社、Falcon 9 初号機はDragonカプセルのQM品をダミーとして搭載

Spaceflightnow(9/24) 搭載されるDragonは地上での認定試験用供試体だが、エンジンやアビオニクス機器は搭載せず、多少のテレメトリデータをダウンリンクする。"This gives us the best flight data in advance of our first COTS mission," Musk said. "It …

ULA社、Delta 2ロケットの打上げに成功

NASA Spaceflight(9/25)

ISRO、PSLVの打上げに成功

Spaceflightnow(9/23) アビオニクス機器が更新され、4段は燃料が増量されたコンフィギュレーションで打上げ。Oceansat 2と4つのCubeSatが打ち上げられた。

ISRO、Chandrayaan-1の早期ミッション終了は機器の加熱が原因と推定

SpaceNews(9/14) 月面高度100kmでの温度環境の推定を誤り、機器がオーバーヒートしたと見られる。オーバーヒート事象は軌道投入直後から判明していたが、ISROはこれまで推定原因を公表しておらず、対応に批判も受けている。 コメント 的川先生のYMコラムの9/…

IntelsatとSES、SeaLaunchでの打上げ契約の確約の意図を表明

SpaceNews(9/14) 連邦破産法11条を申請したSeaLaunchの経営再建を支援するため。 コメント Intelsat CEOのコメントが引用されています。We like what Arianespace and ILS do, and we are very supportive of them. But if you believe they could one day b…

英国、資金難で月ペネトレータ計画を中断

Flightglobal(9/11)

ロシア、火星探査機Phobos-Gruntの打上げを2011年に延期

SpaceNews(9/21) 当初は今年10月にZenitロケットで打ち上げられる予定だったが、Roscosmosは9/21に2年後の打上げウィンドウに延期することを決定。衛星の試験が打上げに間に合わない見込みになったことに寄るとのこと。

SpaceX社、Falcon 9初号機にDragonカプセルのQMを搭載する計画に変更

AviationWeek(9/20) 当初、初号機は民間衛星用の直径5mフェアリングの飛行実証の計画だったが、DragonカプセルのQM品を搭載する計画に変更したとのこと。 コメント Dragonは多分直径3.6mです(公表されている図から見る限り)