2009-01-01から1年間の記事一覧

中国、長征2Cロケットの打上げに成功

Spaceflightnow(11/12)

ULA社、アビオ機器故障でAtlas 5の打上げを中止。再打上げは数日後の見通し。

Spaceflightnow(11/14) T-4分(実時間ではT-40分程度)まで到達したが、ブースタ(Atlas)のORCA(ordnance remote control assembly = 火工品遠隔制御装置)というアビオ機器に一時的な電圧降下が発生した原因が究明できず、打上げは中止となった。機体は排液後に…

NASA、LCORSSのデータから月には水が存在すると発表

Spaceflighnow(11/13) Centaurを衝突させた南極のクレータの永久陰から25ガロン以上の水を検出したと発表。

SeaLaunch社、$12.5Mの融資を入手

SpaceNews(11/11) 資金拠出者は明らかにされていないが、Space Launch Services LLC の名前で出資に合意。個人資産家ではなく、企業からの資金提供とのこと。“These are people who are interested in access to space,” Karlsen said. “They believe Sea La…

中国、Apstar7の商業打上げを受注

SpaceNews(11/9) 衛星質量は4ton、2012年3月打上げで、ロケットはLong March 3B。価格は$68M。 コメント バスはThales Alenia SpaceのSpacebus-4000C2(Gunter's Space pageによる)

Arianespace社、Kourouから打ち上げられるSoyuz STロケットの最初の2基の出荷を発表

Spaceflightnow(11/6) 11/22にKourouに到着予定。

NASA、Ares I-Y 試験機の位置づけを再評価中

Spaceref(11/4) AviationWeek(11/4) Ares I-Y 試験機(*)の目的は他の試験で達成できる見込みがあることから、Ares I-Y は中止して、もっと早期に Ares I-X prime (**) を実施することを検討中。 (*)5セグメントSRB + フライトモデル上段(ただしJ-2Xエンジン…

Dneprロケット、落下物処置の国家間交渉遅れで打上げは2月に延期

SpaceNews(10/26) スウェーデンのPrisma衛星2基とフランスのPicard衛星を搭載予定だが、ウズベキスタンとロシアのロケット落下物処置の交渉遅れで打上げ時期が11月から2月に延期された。 コメント Prisma衛星ではグリーンプロペラント推進系を採用したRCSが…

HTV-1、大気圏再突入でミッション終了

JAXAプレスリリース(11/2) Spaceflightnow(11/1)

Ares I-Xフライト後の39B射点の損傷状況

NASA Spaceflight(11/1) 打上げ直後にタワークリアーのために若干ダウンレンジ側に傾けている(編注:この写真など)ことでプルームがタワー(FSS)に当たって損傷することが懸念されていたが、相当の損傷が確認された。作業者は有毒ガスがある可能性があるためSC…

中国の宇宙開発の父である銭学森氏が死去

Yahoo!ニュース(10/31)

ロシア、Rockotによる欧州環境観測衛星SMOSの打上げに成功

Spaceflightnow(11/1) 主衛星のSMOSを高度750kmに投入した後、キックステージの姿勢制御用スラスタを使用して軌道を変更し、副衛星を高度720kmに投入。

ロシア、原子力有人宇宙船の開発着手を表明

Yahoo!ニュース(10/31) ロシア宇宙庁のペルミノフ長官が表明。開発費は約530億円。2012年までに設計を終え、9年間で開発を完了するとのこと。

NASA、Ares I-Xの回収用パラシュートは3個中1個しか正常作動しなかったと発表

Spaceflightnow(10/30) 3個のうち1個はしぼんでしまい、1個は完全に開ききらなかった。なお、Ares I-Xの燃焼終了時の質量は5セグメント目の模擬部分等の影響で実機より15%質量が大きい。

Arianespace社、Ariane 5打上げに成功

Spaceflightnow(10/29) Arianespaceプレスリリース(10/29) ペイロードはNSS 12 (5.6ton)とThor 6 (3.0ton)。今年6機目の打上げで12月にあと1回の打上げが計画されている。また、前回の打上げは10/1でありほぼ4週間の間隔で打上げた。

JAXA、2014年に空中発射のサブオービタル再使用技術試験機を検討中

FlightGlobal(10/27) 輸送用航空機としてWhite Knight Twoも視野に入れているとのこと。

SpaceX社、Falcon9初号機の飛行安全運用依頼を2/2から90日間で申請

SpaceNews(10/29) 現状申請されている2/2 11:00はAtlas 5と干渉しているとのこと。 コメント いずれにせよ、2月〜3月に打ち上げられそうな感じですね。

NASA、Ares I-X の試験飛行を実施

NASA Spaceflight(10/28) コメント 下部構造に曲がりがみられる(Spaceflightnow(10/20))とのことで、パラシュートが正常に開いたのかどうか検証中。

NASA、Ares 1-Xの試験飛行を天候不良で1日延期

Spaceflightnow(10/27) 最初は高層風の制約で、次に船舶の侵入で、最後に地上風の制約で、1日延期が決定。

EU、宇宙への投資への支持を表明、具体的な額は来年

SpaceNews(10/23) Statements made by the commission and numerous government representatives highlighted concern that Europe is at risk of losing its place in the front rank of spacefaring nations as China, India and others accelerate their …

NASA、商業有人輸送の要求設定作業に関する引き合い情報を公表

SpaceRef(10/26) コメント このプログラム、Commercial Crew and Cargo Program (C3PO)って言うんですよね。そのうちR2D2も出てくるか?

NASA、Ares I-Xの飛行前審査会を完了、10/27の打上げにGO

NASA Spaceflight(10/23) Ares I-Xはテストフライトなので名称はFTRR(Flight Test Readiness Review)。

三菱電機、米OSCからHTV用の近傍接近用通信装置(PROX)を受注

Yahoo!ニュース(10/22) HTV用に開発した装置。OSCはCygnusに搭載する計画で受注額は$66M。

米Augustine委員会、最終報告書を提出

NASAプレスリリース(10/22) コメント (2009/10/26)157ページもあるので詳細には読めていませんが、9月のExective Summaryから内容的には変更されていないと思います。開発費の相対比較グラフが出ていますが、将来に渡る開発費の年度展開を平準化するにはFlex…

SpaceX社、Falcon9ロケット初号機のステージ燃焼試験を完了

SpaceRef(10/21) 10秒と30秒の試験を1回ずつ実施。機体は打上げに向けてケープカナベラルの射点に輸送される。

NASA長官、MSFCにシャトル派生型大型ロケット検討を指示

NASA Spaceflight(10/21) 従来からあるシャトル派生型(オービターの代わりにカーゴベイを搭載)の他に、よりコンベンショナルなロケット形態であるDirect構想も検討対象。 また、CxP計画全体の資金不足の影響を受け、月着陸船(Altair)プロジェクトは予算がつ…

NASA、Ares 1-Xを射点に据え付け

SpaceRef(10/20) テストフライトは10/27 7:45EDTの予定。

NASA、Orion主構造は複合材よりAlLiが好ましいとの見解

FlightGlobal(10/19) AlLi案と並行して複合材の代替案も検討されているが、質量・コストメリットが出ておらず、リスク低減にはAlLiの方が好ましいとの見解をプログラムマネージャが示した。

ULA社、Atlas5による軍事気象衛星の打上げに成功

Spaceflightnow(10/18) 高度850kmの極軌道に投入。衛星質量は1.2ton。今回の打上げはAtlasシリーズの通算600機目の打上げにあたる。

ESA、Ariane5後継機はダウンサイズする方向

Spaceflightnow(10/16) コメント 2月にFlightGlobalに出ていたこの記事と同じですね。