2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

中国,2020年に火星探査機とローバーを打上げる計画

Planetary Society(12/9) 科学技術省が発表。2030年にはサンプルリターンも計画。

OSC社,Wallops射点の修理には12か月かかる見通しと発表。2015年末に新型Antaresの燃焼試験を計画

NASA Spaceflight(12/9)

ULA社,次のAtlas V打上げでCentaur用エンジンをRL10C-1にアップグレード

Spaceflightnow(12/8) RL10-B2の在庫を改修してAtlas V用にしたエンジン。燃焼室と噴射器はRL10B-2に、ターボポンプはRL10A-4-2に由来し、B2に対して伸展ノズルを短縮している。また、Atlas V用仕様として、RL10-A-4-2と同様、混合比制御機能と冗長構成スパ…

ILS社,Breeze-Mのジャイロ故障に伴い、Yamal401とAstra2Gの打上げ順序を入れ替え

SpaceNews(12/9) 不具合のあったAstra2G用Protonロケットのジャイロ交換は終了しているが、フライト準備の都合で、ミッション順序を入れ替え(使用するロケットはそのまま)。Yamal401は12/15, Astra2Gは12/28の打上げ予定。 なお、Astra2Gは、商業通信用ペ…

OSC社,Antaresロケット改良の間のCyguns打上げロケットにAtlas Vを選定

Spaceflightnow(12/9) 打上げは2015年第4四半期。契約から約1年での打上げとなる。この打上げからCygunsは改修型となってカーゴ搭載能力が上がり、ロケットの能力向上と相まって、OSC社では、CRS契約(カーゴ輸送量で規定されている)を満足するために必要な打…

中国,長征4CロケットでYaogan Weixing-25ミッションの衛星3機を打上げ

NASA Spaceflight(12/10) 海洋監視衛星シリーズ

米国上下院,2015年度予算案にRD-180代替エンジン開発費として$220Mを計上

SpaceNews(12/11) 国防総省は、1種類以上の機体に対応したエンジンの開発はほぼ不可能であり、現在進んでいる民間での代替エンジン選定の動きを見守るべき、との立場。

米下院,Antaresロケット打上げ失敗に伴うWallops射場修復費として$20Mを予算に計上

SpaceNews(12/12) 修理の総額は$100M程度と推定されている

ADS社,EDRS-C打上げロケット選考対象にAriane 5を追加

SpaceNews(12/12) EDR-CをSpaceX社のFalcon 9で打ち上げることを交渉中、との報道の後、フランス上院議員が欧州ロケットを使うべき、と公式に反発。Arianespace社はターゲットとなっている打ち上げ期間に中型衛星用のスロット(デュアル衛星のうちの小さい方)…

XCOR社,ULA社からの契約による上段エンジン開発の一環としてピストンポンプを利用したLOX/LH2エンジン燃焼試験を実施

SpaceflightInsider(11/22) XR-5H25エンジンは、再生冷却チャンバを利用したクローズドサイクルエンジンで、ポンプにはピストンポンプを適用している。

SpaceX社,12月のCRS-5ミッションでFalcon 9ロケットの1段を海上のバージ船で回収する計画を公開

NASA Spaceflight(11/24) Spaceflightnow(11/26) Falcon 9Rに適用して試験した姿勢制御用の折り畳み式フィンも装着される予定。Elon Musk氏は、初回の試験で着陸できる確率は50%程度としている。

OSC社,Antaresロケット打上げ失敗による財務上の影響は限定的な見通し

SpaceNews(11/25) リフトオフしたことによるNASAからの部分支払いと、同社が掛けているミッション失敗に対する保険金の支払いで、CRS契約に関わる費用は補填できる見通し。

SNC社,推進系技術を2014年に買収したORBITEC社に集約し、カリフォルニアのハイブリッドモータ工場を閉鎖する計画

SpaceNews(11/26) SNC社は、SpaceShipTwoとDreamChaserにハイブリッドモータを適用する計画だったが、前者はVirgin Galactic社が内作モータの使用を決定し、後者はCCtCapの入札に敗れたことから、当面の開発ターゲットがなくなっていた。なお、SNC社のカリフ…

SNC社/Stratolaunch社,DreamChaserの75%スケールを使用した空中発射システムの検討進捗を公開

NASA Spaceflight(11/26)

ESAとInmarsat社,衛星を利用した航空管制システムでの協力協定を調印

SpaceNews(11/26)

ILS社,ProtonロケットによるSES社Astra 2Gの打上げを上段ステージの不具合で延期

Spaceflightnow(11/27) Breeze Mステージのジャイロに不具合が発見されたため交換する。交換のために衛星とBreeze MはProtonステージから取り外される予定。

ロシア,2017年からの独自宇宙ステーション建設の可能性を検討中

Sorae.jp(11/30)

Firefly社に関する特集記事

arstechnica(12/1)

中国,Chang'e-5回収試験衛星のサービスモジュールを月地球系L2への移動を完了

Satellite News(12/1)

ロシア,Soyuz 2-1bロケットでGlonass K測位衛星を打上げ

Spaceflightnow(12/1) Glonass K衛星の2基目。旧世代より軽量化されたため、ロシア国内のPlesetsk射場からSoyuzロケットで打ち上げ可能となった(旧世代はProtonで打上げ)。

Airbus社,EDRSの打上げをSpaceX社と交渉中

SpaceNews(12/1) ADS社は2016年末のEDRS(欧州データ中継衛星)の打上げをSpaceX社に発注することを交渉中。EDRSはESAミッションであるが官が開発した技術を使って民間が事業を行うPPP事業であり、ロケット選定は民間側が行う。ただし、関係筋によればESAからA…

Boeing社,CCtCapの最初のマイルストーンであるCertification Baseline Reviewを完了

SpaceRef(12/1) During the review, Boeing provided NASA with a roadmap toward certification, including its baseline design, concept of operations and management and insight plans. The Boeing team also detailed how the CST-100 would connect …

SpaceX社,USAFの認証取得は年末になる見通し

SpaceNews(12/2) 当初は12/1ターゲットとしていたもの。

ESA閣僚委員会,Ariane 6/Vega Cの開発と2017年までのISS運用参画を決定

SpaceNews(12/2) SpacePolicyOnline(12/3) Ariane 6は2020年に初飛行予定。1/2段液体ステージ+2本or4本の固体ブースタの形態(A62とA64)で、固体ブースタをVega Cの1段と共用する。Vega Cは2018年に初号機を打上げ予定。 開発はAirbus社とSafran社が設立する…

インド,国産極低温上段ステージの製造設備をHAL社に導入

SpaceDaily(12/3) Hindustan Aeronautics Ltd (HAL) 社は同社が極低温上段ステージエンジンを製造すると発表。製造設備導入にはISROが投資し、2年以内に製造開始予定。同社は1970年代からISRO向けにロケットの部品を製造してきた。

MHI,H-IIAロケットで小惑星探査機はやぶさ2を打上げ

Spaceflightnow(12/3)

ESA,2020年までのISS運用経費のバーターでOrionサービスモジュール開発費の追加分200Mユーロを拠出することに合意

Spaceflightnow(12/3)

Boeing社,CCtCapの第2マイルストーンのGround System Critical Design Reviewを完了

SpaceflightInsider(12/4)

国連総会,宇宙空間への武器配備を禁止する決議案を承認

SpaceDaily(12/5) ロシアが提案。米国・イスラエル・ジョージア(グルジア)・ウクライナの4カ国が反対。

米下院議会,追加のRD-180購入を禁止し2019年までに国産エンジンに置き換えることを求めた2015年度の国防費歳出法案を通過

SpaceNews(12/5) 契約済のRD-180で2019年までのAtlas V用エンジンはカバー済。法案では$220Mをエンジン開発費として計上しているが、この開発費は機体の開発費には使用しないとも規定している。