2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2014年FSSランキング

SpaceNews(7/13) SpaceNews誌恒例のランキング。ドル換算での売上高ランキング。最近は、放送と通信やFSSとMSSの境がなくなりつつあるが、伝統的な、GEO衛星のトラポンを通信用にリースしている会社が選定されている。上位6位の顔ぶれは変更ないが、中東のYa…

NewHorizons, 冥王星をフライバイ

SpaceNews(7/14) 関連する記事がたくさん出ているので列挙しておきます。 SpaceNewsの記事はこの纏めページにまとまっています。SpaceflightNowの関連記事 Fly over Pluto’s newly-explored surfaces, Spaceflightnow (7/18) Scientists find signs of poten…

Orbital ATK社, Orion用アボートシステム開発を5年ぶりに本格再開

Spaceflightnow(7/7)

SpaceX社のロケット改良の歴史

ParabolicArc(7/7) Falcon 9 v1.0からv1.1の流れ、そして、v1.2の概要。現行のv1.1は2014年から加圧用ヘリウム気蓄器を内作に切り替えており、その後、ヘリウム漏洩による打上げ延期が2回発生している。今回の失敗がこれに関連するかは不明。v1.2では1段エン…

ULA社CEO, Vulcanロケット用エンジンの第1候補はBE-4であると明言

SpaceNews(7/7) 議会証言での発言。AR1は開発開始が遅かったためBE4より約16か月遅れているとのこと。BE4は2017年には認定試験を完了予定だが、AR1は2017年にエンジン試験を開始予定。エンジン選定は2016年末の予定。

SpaceX社Elon Musk CEO, 小型衛星コンステレーション構想の具体化は慎重に進めると発言

SpaceNews(7/9) 4000機の衛星によるインターネット接続構想を発表しているが、具体化は慎重に進める計画とのこと。将来的な市場見通しは明るい見通しではあるが、過去の類似構想例も踏まえて、急拡大しすぎないようにする。

Euroconsult社, 携帯通信バックホール市場は2025年には$1Bに到達するとの予測

SpaceRef(7/9) 2014年に$550M程度の市場がほぼ2倍になるとの予測で、市場の成長率は年率6%。

Eutelsat社とESA, ソフトウェアによるアンテナパタン制御を搭載したQuantum衛星の開発を開始

SpaceNews(7/9) SpaceRef(7/9) ESAからEutelsatへの契約は180Mユーロ(打ち上げ費は含まない)。Eutelsatの負担は非開示。衛星はSSTL社製で約3500kgの化学推進衛星。CASA社のフェーズドアレイアンテナを採用し、アンテナパタンをソフトウェアで打ち上げ後に…

SpaceX社,NASA,FAA,NTSB, Falcon 9打上げ失敗の原因分析を継続中

SpaceNews(7/10)

インド, PSLVロケットでDMC衛星など5衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(7/10) PSLVの30号機。打ち上げられたのはDMCii社の地球観測衛星コンステレーションDMC3の衛星3機、SSTL社の技術試験衛星CBNT-1、ソーラーセールによる運用後軌道離脱用の技術試験CubeSatであるDeorbitSailの5機。

NOAAのDSCOVR衛星, 太陽地球系L1点に到着

NOAAニュース(6/8) 太陽活動監視に使用

NASA, サブオービタル機や小型ロケットの開発をSAAで支援する方針

SpaceNews(6/29) ベンチャー企業の開発が難航していることから、NASAの設備や人員を提供する。

米国機関内でのCubeSatに対する温度差

SpaceNews(6/29) National Science Foundation (NSF)は積極推進派で計画的に科学衛星を計画、NASAは観測ロケットと同様の位置づけで研究者がそれぞれで手段として検討するというスタンス、USGSは目的とする地球観測のためにはCubeSatは力不足との認識。

ロシアと中国の宇宙分野での協力協議の状況

SputnikNews(6/30) 中国は月面有人基地の建設やエンジンの共同製造に関心を示したとのこと。

NASA, Asteroid Redirect Missionでは小惑星の月軌道への移送がサクセスクライテリアの一つであると発言

SpaceNews(6/30) 従来はエクストラサクセスのような発言(Nice to have)もされていた。

Spire社, CubeSatコンステレーションによる気象観測構想の資金調達第2ラウンドで$40Mを確保

SpaceNews(6/30) 昨年の第1ラウンドでは$25Mを獲得。衛星製造は地元の Clyde Space 社で、3Uサイズの CubeSat。今年の9月から相乗りで打上げを開始し、今年中に20機の打上げが目標。

RocketLab社, Electronロケット用射場をニュージーランド南島に設定

SpaceNews(7/1) Spaceflightnow(7/9) 射点はKaitorete Spitで、かつて、NASAの観測ロケットを打ち上げていた場所。自社で設備を整備することで、高頻度の打上げに対応できるようにする構想。射点設備は今年中に完成予定。

NASA, 7/14のNewHorizonsの冥王星最接近を前に取得画像を公開

Spaceflightnow(7/2)

NASA/SpaceX社, 有人用Dragonのインフライトアボート試験を無人試験飛行の後に実施することに見直し

SpaceNews(7/2) Spaceflightnow(7/8) 当初は先日のパッドアボート試験用Dragonを使用する計画だったが、設計進捗を反映した最終形態での試験を実施すべきとの判断で、無人試験飛行用のDragonを使って試験を実施する方針に変更。(先日のFalcon 9の打上げ失敗…

Orbital ATK社, ORSから, Minotaur 4による小型衛星ORS-5打上げを$23.6Mで受注

SpaceNews(7/3) Spaceflightnow(7/9) SpaceNews(7/9) ロケットは Pegasus XL か Minotaur 4 を使う予定(updated: 2015/7/11)で、打上げは2017年。ORS-5はLEOからGEO上の物体を監視する衛星で、現行のSSA用衛星であるSBSSと次世代衛星のギャップフィラーとな…

Arianespace社, 設備からの油漏れによる衛星への影響有無評価のため打上げ延期

SpaceNews(7/3) Spaceflightnow(7/9) 衛星やフェアリングを搭載するためのクレーンレールからフェアリングに油が垂れてきた模様

ロシア, SoyuzロケットでProgress輸送船を打上げ

Spaceflightnow(7/3) 4月の失敗後の初打ち上げ

JAXA, 新型基幹ロケットの名称を「H3ロケット」と決定

JAXAプレスリリース(7/2) 同時に開発状況もリリース。2段エンジンは1基とすることで決着。 コメント 名称が正式に算用数字になってハイフンも消えました。プレスリリースによると「IIと混同しない明確さ」の他に「報道などでの実質的な認知度・知名度」とあ…