2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

SpaceX社, Dragonカプセルを来年にも再使用することを計画

SpaceNews(10/14) CRS-11で再使用予定でNASAとも調整中。SpaceX社はDragonを再使用可能な設計としているが、NASAとのCRS契約では新品を使うことになっていた。再使用できるようになれば、Dragon 1の製造ラインをDragon 2に振り向ける。なお、CRS-2契約のカー…

Rocket Lab社,ニュージーランドにElectronロケット専用射点を完成

Spaceflight Insider(9/30)

SpaceX社Raptorエンジンの解説記事

NASA Spaceflight(10/3) 本機は、燃焼圧30MPa・推力3000kN。現在試験中のものは1000kNのプロトタイプ。

Firefly Space Systems社, 資金調達に失敗し全従業員を一時解雇

SpaceNews(10/3) シリーズA資金調達先の大手2社のうち欧州の1社が最後に撤退を決定し、これを受けて米国の1社も難色を示したとのこと。同社では一部従業員を再雇用するための資金調達を調整中。Alphaロケット開発継続の他、DODへの技術提供やDARPA契約での技…

NASA/Orbital ATK社, Antaresロケット飛行再開を10/13に設定

Spaceflightnow(10/4)

SpaceX社 Shotwell社長のAPSCCでの発表:再使用Falcon9価格は10% OFF

SpaceNews(10/5) Falcon 9打ち上げは今年中に再開を目標 再使用Falcon 9による打上げサービス価格ディスカウントは10% LEO衛星コンステレーション構想は設計フェーズでユーザターミナルコスト削減が課題

Blue Origin社,New Shepardロケットのインフライトアボート試験に成功

Spaceflightnow(10/5) カプセル・機体ともに回収に成功。今回の機体は5回目のフライト。事前には、機体はアボートモータによる外乱に耐えられない可能性があるとされていたが、機体回収まで成功した。

Arianespace社, Ariane 5 ECAロケットでSky Muster 2とGSAT 18を打上げ。衛星分離後に上段ステージの推進薬挙動確認実験

Spaceflightnow(10/5) ESAとASL社が、Ariane 6での再着火に向けたコースト中のLH2タンク内の推進薬挙動を確認するためにカメラとセンサを搭載してデータを取得。これまでにも2回の実験ミッションを実施しており、今回が最終回。

キヤノン,小型衛星を2017年3月にPSLVロケットで打上げ。実証試験開始

日経新聞(10/6) 小型衛星による事業参入に向け、2年間かけてデータ蓄積。同社では衛星ビジネスを2020年に年500億円規模に、2030年に年1000億円規模に育てたい考え。衛星は、分解能1m前後で高度500kmの軌道に投入。なお、3年後に機器を内製化した2号機を打ち…

Stratolaunch社,Orbital ATK社とPegasus打上げで協力関係を締結

SpaceNews(10/6) 「長期的な協力関係の最初のステップ」としているが長期的な協力関係の詳細は開示されていない。Orbital ATK社では同社のL-1011によるPegasus XL打上げはNASA専用とし、その他の顧客にはStratolaunchを用いた打上げを提供したい考え。Pegasu…

Orbital ATK社, CygnusベースのCisLunarステーション建設構想動画を公開

Spaceflight Insider(9/26) 動画:Youtube: Cislunar Space Habitation - Paving the Way to Mars

SpaceX社, Raptorエンジンの初めての燃焼試験を実施

SpaceNews(9/26) LOX/メタンエンジンで、ITSの主エンジンとして計画されている。推力は約300tonf。

インド, PSLVロケットで異なる高度のSSOへの衛星投入に成功

Spaceflightnow(9/26) SpaceNews(9/26) 主衛星のScatSat 1を高度730kmのSSOで分離後、第4段ステージを2回再着火し、7機の衛星を若干低い高度689kmの軌道に投入。PSLVの4段ステージが再着火するのは初めて。 コメント 基本的にはJAXAが開発中の「H-IIA相乗り…

ロシアS7グループ, SeaLaunchの打上げ設備を$150Mで獲得することでEnergia社と合意

SpaceNews(9/27) 関係国企業との協議はこれから。S7グループはロシアの航空機企業で、これを機会に宇宙事業への進出を狙うとしている。

ULA社, USAFとVulcanロケットの認定プロセスを合意

SpaceNews(9/27)

SpaceX社 Elon Musk CEO, 同社の火星植民構想をIACで発表

Spaceflightnow(9/27) SpaceNews(9/27) 大型ロケットで火星に毎回100人程度を輸送して100年以内程度で火星に自立可能な文明を構築する、という壮大な構想。楽観的スケジュールでは2024年に初号機打上げ。構想動画:Youtube:SpaceX Interplanetary Transport S…

Google Lunar X Prize, 打上げ輸送サービス契約確保の〆切延長の考えはないと表明

SpaceNews(9/29) 参加資格には今年中に打ち上げ輸送サービス契約を財団が認定すること(提出することではない)が含まれており、現在、16チームの中で契約完了したのは3チーム:SpaceIL, Moon Express, Synergy Moon。 その他には、Team IndusはPSLVでの打上げ…

ロシア,コスト低減のためISS搭乗員を来年から2人に削減

Spaceflightnow(9/28)

中国, Chang'e 5のバックアップ機で月の裏側からのサンプルリターンを計画

Spaceflightnow(9/29) 表側からのサンプルリターンを目指して開発されているChang'e 5が成功した場合、バックアップ機のChang'e 6を裏側に送り込む計画。(IACでのCNSA発表) なお、中国は、Chang'e 3がYutuローバを月の表側に2013年に着陸させており、Chang'e…

国連宇宙局(UNOOSA),2021年に発展途上国に軌道上実験機会を提供するためにSNC社のDream Chaserによる打上げを1回分独自調達することを発表

SpaceNews(9/29) コストは非開示

Firefly Space Systems社, Alphaロケット用実機型エンジン燃焼室の燃焼試験を終了

Via Satellite(9/29) Alphaロケットでは同エンジンを2段は1基(FRE-1,推力7klbf)、1段は12基を円形に並べたエアロスパイクエンジン(FRE-2,推力125klbf)として使用する。エアロスパイクエンジンの燃焼試験は今年末に予定。

USAF,STP-3衛星の打上げ輸送サービスの入札を開始

SpaceNews(9/30)

Airbus DS社,ISS船外プラットフォームの最初の顧客と契約

SpaceNews(9/30) Airbus社が2018年にISSに設置することを計画しているもの。Columbusモジュールの外部に装着する実験用プラットフォームでBartolomeoと命名されている。 最初の顧客はオーストラリアのNeumann Space社で、金属推進剤を使った電気推進の実験を…

ESA, Rosetta彗星探査機を彗星に落下させミッション終了

Spaceflightnow(9/30) 発電量過少で活動停止する前に彗星に落下させて拡大写真を取得。最終接地速度は0.9m/s、最終取得画像は高度51mだった。Rosettaのミッション期間は12年。(最終降下の様子はメキシコで開催中のIACでも中継された)