2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ESA/Roscosmos,ExoMarsミッションを2022年に延期

SpaceNews(3/12) ロシア担当のロケットと固定プラットフォームの開発は完了しているが、ESA担当のローバーとパラシュートがまだ開発途中で、かつ、いくつかの電子部品はサプライヤへの返却が必要な状況。

ILS社,元ULA幹部を社長に招聘.Soyuzロケットも販売

SpaceNews(3/11) 現在Soyuzの商業打ち上げを行ってるGK Launch Services社との関係は調整中。

宇宙保険のAssure Space社,2020年初からLEO衛星への軌道上衝突リスクを含む保険引き受けを中止

SpaceNews(3/11) 低軌道のデブリリスクが高まっていることへの対応。静止軌道衛星や打上げへの保険は継続して引き受ける。

SLSのコストオーバーラン,議会報告と再評価のレベルを超過

SpaceNews(3/11) 監察総監室(OIG)の評価では、初号機打上げまでの費用はベースラインに対して少なくとも33%超過しており、スケジュール遅延を考慮すると43%以上超過する可能性が高い。当初のArtemis 1プロジェクト費用は$7Bに対して、NASAの見通しは$8.75Bの…

小型ロケット業界、価格競争にはならないと予測

SpaceNews(3/10) Satellite 2020でのRocket Lab, Virgin Orbitのパネルディスカッション。新興企業は超低価格を提示するけれど、それは事業の本質(Capital intensive heavy manufacturing business)を理解できていないから、とのコメント。

Aerojet Rocketdyne社,新たに製造したRS-25エンジンの認定試験用供試体を製造

NASA Spaceflight(3/10) SSMEの製造中止から10年以上経って初めての新規製造エンジン。SSMEの信頼性を維持しつつコストダウンのための設計変更を行い17の部品(群)を新規設計品に変更する計画。SSMEに順次組み込んで検証試験を実施している。既に、AM製造PSD,…

Elon Musk氏, Starlinkのスピンオフは行わないと表明

SpaceNews(3/9) Satellite 2020での講演。2月のBloomberg誌でShotwell社長の発言としてStarlinkのスピンオフを検討していると報道されたが、Musk氏は、Starlink事業はSpaceXの収入源として必要と発言。ブロードバンド市場規模は$30B程度と打ち上げ市場の$3B…

中国,長征3B/EロケットでBeidou GEO-2衛星を打上げ

SpaceNews(3/9)

Momentus社,SpaceXの相乗り打上げを調達し自社製キックステージVigorideによる軌道遷移サービスを提供予定

SpaceNews(3/9) ペイロード搭載能力は350kgでロケット分離点から高度を300~1200km上昇させた場所に移送可能。

2019年の宇宙スタートアップの資金調達額は$5.7Bで、前年の$3.5Bから大幅増加

SpaceNews(3/9) 全調達金額の70%はSpaceX, Blue Origin, One Web, Virgin Galacticの4社で占める。 レポートはこちら:BRYCE Start-up Space Report 2020

SpaceX社,Falcon 9ロケットで第1世代Dragon最終号機を打上げ

SpaceNews(3/7) Commercial Resupply Services契約(合計20機)の最終号機。今回のDragonは3回目の飛行で、3回利用するのは3機目。今後のCRS2契約用にはCrew Dragonベースの機体(アボート用のSuperDracoモータをなくして生命維持装置を小型化したバージョン…

米宇宙軍2021年度予算案の分析

SpaceNews(3/6) USSF予算要求額は$15.4B。うち、$10.3Bが研究開発費、$2.4Bが衛星や打上げサービスの調達費、$2.6Bが運営費。

Arianespace社,UAE偵察衛星Falcon Eye 2打上げ用SoyuzロケットのFregatキックステージを交換することを決定

Spaceflightnow(3/6) 点検中に問題が発覚。Tass通信によるとRCS用ヒーターユニットの電気回路に異常があり、ロシアチームは問題ないと評価したものの、顧客要求で機体を交換することにしたとのこと。

Axiom Space社,SpaceX社とISSへのCrew Dragon打上げ契約を締結

SpaceNews(3/5) 民間人3人とAxiom社1人の合計4人が搭乗予定。Axiom社は1/27にNode 2へのドッキング権利をNASAから獲得している。今後、ISSへの飛行を年2回程度実施する計画で、2024年から26年にかけて3個の自社モジュールをISSに結合する。ISS運用停止時には…

Rocket Lab社,SAR衛星のCapella Spaceから打上げ契約を受注

SpaceNews(3/5)

Stratolaunch社,9月に飛行試験を再開

SpaceNews(3/4) FAAからの認証を得るため、今後8ヶ月程度、最低月1回は飛行する予定。その後は、新たな事業として設定された再使用型極超音速試験機サービスの母艦として利用する計画。

DARPA,軌道上サービスプログラムの民間パートナーにNGC社を選定

SpaceNews(3/4) SSL社が撤退したプログラムのやり直し。

PredaSAR社,SARコンステ用に$25Mの資金調達

SpaceNews(3/3)

DARPA Launch Challengeは勝者なしで終了

SpaceNews(3/2) Spaceflightnow(3/3) 唯一残ったAstra社のRocket 3.0は打上げ53秒前にGNCデータ異常で中止になった。なお、Astra社は別の衛星を搭載して打上げを再度実施予定。

NASA,SLS初号機打上げは2021年下半期に遅れる見通しと発表

SpaceNews(3/2)

SpaceX社,Starshipプロトタイプの低温加圧試験でタンクが破裂

SpaceNews(3/1) LN2を充填して加圧する試験でタンク底部が破損し、上部が吹き飛ばされた。今回の供試体はStarship SN1。前回11月のMark 1も同様に加圧試験でタンク上部が破裂した。

NASA,Psyche小惑星探査機打ち上げにSpaceX社のFalcon Heavyを選定

SpaceNews(2/28) 価格は$117M。

Boeing社,CST-100のソフトウェア検証をより徹底すると説明

SpaceNews(2/28) Spaceflightnow(2/28) NASA Spaceflight(2/28) 軌道投入燃焼のタイミングエラーは飛行シミュレーションを打上げフェーズと軌道上飛行フェーズに分割して実施したため検出されず、RCS用バルブアサインミスはサービスモジュール分離前後でアサ…

Relativity Space社,本社をLong Beachに移動

SpaceNews(2/28) Rocket Lab社も1月に本社をHuntington BeachからLong Beachに移動すると発表している。

NGC社,OmegAロケット2段用モータの燃焼試験を実施

SpaceNews(2/27) 燃焼試験は2019年秋に予定されていたが、1段ステージの燃焼試験で発生したノズル損傷不適合への対応で遅れていた。

SpaceX社,東海岸からの打上げ頻度の大幅増加を提案中

SpaceNews(2/27) 東海岸からの打上げは2018年に15機、2019年に11機だったが、2020年は38機が計画されており、2023年までに合計70機を打上げ予定。また、東海岸からの極軌道打上げも計画されている。

インドISRO,活動状況を年次報告書で公開

SpaceNews(2/27) 有人宇宙計画Gaganyaanでは、2020年12月か2021年初頭にGLSV MkIIIロケットで無人試験機を打ち上げる計画。また、開発中の小型ロケットSSLVの試験打上げも計画されている。

NGC社,MEV-1軌道上サービス機のIntelsat衛星へのドッキング完了

SpaceNews(2/26) 墓場軌道にいるIntelsat-901のアポジモータのスロート部を利用してドッキング。今後、点検終了後に運用軌道に戻して運用再開し、5年間運用予定。また、今回のドッキングが順調だったことから、2号機のMEV-2は静止軌道上でのドッキングを検討…

SpaceX社,次号機のFalcon 9の2段ステージを交換

Spaceflightnow(2/26) 射点での試験中に2段ステージのバルブ駆動用モータに不具合が見つかり、ステージごと交換することにした。

SeaLaunch母船Odyssey,ロシアへの輸送準備完了

Gazettes(2/24) 特別な輸送船の上にOdysseyプラットフォームを搭載。