2005-01-01から1年間の記事一覧

Boeing社、Delta 2による新型GPS衛星の打ち上げに成功

Spaceflightnow(9/26)

米研究者、Voyager 1が2004年12月にTermination Shockを通過したことを確認

SpaceDaily(9/26) メリーランド大学のFrank McDonald氏は、9/23発行のScience誌にて、Voyager 1の観測機器のデータから、同機は昨年12月にTermination Shockを通過したことを確認したと発表した。 Termination shockは太陽風が音速以下に減速することで発生…

OSC、Minotaurロケット打上成功

Spaceflightnow(9/23) Oribital Science社は、同社のMinotaurロケット4号機のヴァンデンバーグ空軍基地からの打上に成功した。Minotaurは、1,2段にMinuteman 2 ICBMミサイルを転用し、3,4段にPegasusロケットの固体モータを利用した4段式ロケット。

NASA、CEVと月探査の青写真を発表

Spaceflightnow(9/19) ○CEVコンフィギュレーション 乗員6名 カプセルタイプでパラシュートで帰還○CEV打上ロケット主要コンフィギュレーション 1段:シャトル固体ブースタ×1 2段:SSME×1 脱出用ロケット装備○月探査 CEVで打ち上げた乗員が軌道上で別途打…

Falcon 1初号機、エンジンQTでの不具合で打上を1ヶ月弱延期

Space.com(9/14) SpaceX社は、同社のFalcon 1ロケットに搭載するMerlinエンジンの認定試験中に、メインチャンバの不具合が発生したため、当初10月初旬に計画されていたFalcon 1の初号機打上を10月末に延期することを明らかにした。Merlinエンジンのチャンバ…

MHI、MB-XXのフル推力燃焼試験に成功

MHIプレスリリース(9/16) 三菱重工業(MHI)は、Pratt & Whitney Rocketdyne Inc.と共同開発中のエンジンMB-XXの燃焼試験を秋田県のMHI田代試験場で実施し、9回63秒の試験で徐々に推力レベルをUPして、最終的に、100%推力(40klbs=18tonf)の実証に成功し、全て…

はやぶさ、イトカワに到着。20kmの距離で停止

JAXAサイト(9/12) 9月12日午前10時、はやぶさはイトカワに到着。相対速度は0.25mm/s。今後2ヶ月間かけて観測を行う。 コメント 計画通りに到着です。素晴らしい軌道設計と自律航法だと思います。かつての関係者として祝意を送りたいと思います。

SpaceX社、Falcon 9計画を発表

SpaceDaily(9/9) Falcon 9は、Falcon 1と同じエンジンを9基クラスタしたEELV規模のロケットで、MediumタイプでLEO 9.5ton, HeavyタイプでLEO 25tonの打上能力とされている。また、2段は1段のショートタンクバージョンとすることで製造コストを下げるとと…

インド、欧州のGalileo計画への参画を決定

SpaceDaily(9/7) インドとEUが合意文書に署名。インドは3.5億ドルを負担。

はやぶさ、小惑星イトカワから1000km以内に接近

JAXAサイト(9/5) 観測された小惑星の特徴は、事前予測とよく一致することが確認された。

中国、回収実験衛星の打ち上げ及び回収に成功

Spaceflightnow(8/31) 長征2Dロケットで回収実験衛星を打ち上げた同日午後に、8/2に打ち上げた実験衛星の回収を実施。回収実験は1970年代から継続されており、今回が22回目の打上。また、長征ロケットは1996年以来45号機連続成功を続けている。

XCOR社,50ポンド級メタンロケットエンジンの燃焼試験に成功

SpaceDaily(8/31) XCOR社は、衛星用RCSスラスタへの適用を念頭において開発中のLOX/CH4エンジンの燃焼試験に成功。22回の試験でトータル65秒燃焼。最長燃焼秒時は7秒。

文科省、H-2A能力向上型をH-2Bと改名、2008年に1,2号機打上の計画

Yahoo!ニュース(共同通信)(8/30)

MUSES-Cはやぶさ、往路のイオンエンジン作動を終了

JAXAニュース(8/29) 2003年5月9日の打ち上げ以来2年4ヶ月に渡り作動。延べ作動時間は25800時間、総加速は1400m/s。4台中の単体最長作動時間は1万時間を突破。

日本、年度内の情報収集衛星の打ち上げを延期

Space.com(8/25) 共同通信による。衛星の搭載計算機のチップに問題があり、交換と試験に最低6ヶ月を要するとのこと。 コメント JAXAの公式発表は8/26現在出ていないようです。

MUSES-C(はやぶさ)、航法カメラでイトカワを捕らえる

JAXAサイト(8/25) 光学航法の機能が正常であることを確認した。イトカワとの距離は1万kmを切っており、到着予定は9月中旬。 コメント いよいよ、一番難しく、かつ、面白いフェーズにやってきました。目が離せません。

JAXA、ドニエプルロケットによるINDEX, OICETの2衛星打ち上げに成功

JAXAプレスリリース(8/24)

ボーイング、Delta 4ヴァンデンバーグ射点初号機のWDRを今週実施

Spaceflightnow(8/21) 順調にいけば、9月末までに西海岸からのDelta 4初号機にて、軍事衛星を打ち上げる予定。

NASA、次回シャトル打上を来年3月に延期

Spaceflightnow(8/18) NASAは断熱材剥離問題の解決の時間を確保するため、当初今年9月に予定されていたシャトルの打上を来年3月に延期すると発表した。(詳細は別途)

Delta 4/GOES-N、打上10月以降に延期

Spaceflightnow(8/17) ロケット側のマイナートラブルによりウィンドウ内の打上ができなくなり、本日の打上は中止された。その結果、衛星が食に入るため、及び、ロケットの指令破壊装置の電池の有効期限が切れるために、打上は無期限に延期された。次回打上は…

タイトル変更

ブログの更新ばかりで、本家サイトを全く更新していないので、タイトルを変更しました。過去の記事は本家においてあるのでリンクは残しておきます。

Detal 4/GOES-N、打上を24時間延期

Spaceflightnow(8/15) 加圧系の圧力指示値に異常があったため、と発表されている。機体は24時間リサイクルの準備中。

Soyuz/Fregatロケット、放送衛星の打ち上げに成功

Spaceflightnow(8/13) 本打上はSoyuzの1699号機であり、商業打上として、Arianespace社の関連会社であるStarsem社によって実施されたものであり、当初はAriane 5で打ち上げる予定だったが、打上日を早めるためにSoyuzで実施することになったもの。

火星偵察衛星MRO、打上成功

Spaceflightnow(8/12) NASAは、Atlas 5ロケット7号機による火星偵察衛星Mars Reconnaissance Orbiterの打上に成功した。この衛星は、高度200マイルの低軌道からキッチンテーブル程度のサイズのものを識別できる高解像度カメラを搭載している。

Ariane 5G、通信衛星打ち上げに成功

Spaceflightnow(8/10) 最初のカウントダウンはX-15秒で、未燃水素処理用トーチの点火器の問題で中止され、その後101分にX-0を設定して再度カウントダウンを実施した。

Atlas 5/Mars Reconnaissance Orbiter、Centaurの液体水素充填システム不具合で打上延期

Spaceflightnow(8/10) Centaurに液体水素の充填を開始後、タンク内センサの出力異常で自動充填が停止。手動で充填してプログラムを入れ替えて数%まで充填したものの、再度停止したため、排液してトラブルシュートすることにしたもの。機体は排液後、24時間リ…

EU、BoeingとLockheed Martinの合弁会社を了承

SpaceDaily(8/9) Delta 4とAtals 5での打上サービスを行うUnited Launch Allianceにつき、競争を著しく阻害することはないとして、了承した。

中国、2007年の月探査機打上を計画

SpaceDaily(8/9)

Atlas 5/Mars Reconnaissance Orbiter、後続号機不具合のため打上を1日延期

Spaceflightnow(8/9) 後続号機のロケットのレートジャイロパッケージに異常があり、水平展開の必要がないか確認しているもの。

Delta 4/GOES-N、打上再延期

Spaceflightnow(8/9) 2週間前に衛星系の問題で延期されていたDelta 4によるGOES-N気象観測衛星の打ち上げは再延期された。前回の延期の原因は、衛星の通信システムの中のコンポーネントの再評価のためであったが、このレビューが続いているもの。日曜日まで…