実用衛星

SSTL社会長, Cubesatバブルに警鐘

SpaceNews(5/26) 通信データ量と必要な送信電力から、大型衛星に対して優位性を維持できる領域は決まり、超小型のCubesatを大量に打上げればで何でもできるわけではない、とのメッセージ

地上からの観測によるX-37Bの推定軌道

Spaceflightnow(5/27) 312 X 325 km、軌道傾斜角38度。従来より低い軌道で、ほぼ2日回帰とのこと。

超小型衛星への異業種参入状況

日経新聞(5/27) キャノン電子は65kg以下の衛星を2017年に打上げ予定 コメント 何故このタイミングで記事になったのか不明ですが、念のため。キャノン電子の小型衛星は、中須賀教授のほどよし衛星を導入したもの。構想は2014年4月の宇宙産業部会の資料に纏ま…

ADS社, ESAからJasonの後継機を受注

SpaceNews(5/12) 衛星は1400kgで2020年に打上げ。オプションで2025年打上げの同型後継機の製造も含まれる。

カナダNorStar Space Data社, 40機のLEO衛星による地球・宇宙監視システム構想NorthStarを発表

SpaceNews(5/4) 地球観測とSSAを同じコンステレーションで実施することを計画。アメリカのNovaWurks社と協業しており、これにより、米国輸出入銀行からの融資を受ける構想。また、NovaWurks社はDARPA契約でsatletsと呼ばれるモジュール式衛星を研究しており…

ESA, Proba-Vに搭載した航空機追跡管制用ペイロードの成果を発表

Spaceflightnow(5/7) 将来の衛星コンステレーションでの実用化を目指した実験ペイロードの成果。航空機が定期的に発信する信号を受信。

準天頂衛星システムサービス社, 宮古島の追跡管制施設を着工

宮古毎日新聞(4/26) 工事期間は2016年1月までで、2018年度から運用予定。

中国, Beidou測位衛星網を2020年までに全世界で実運用する計画

GPS Daily(4/27)

ADS社, CNES-DLRからメタン観測衛星Merlinを受注

SpaceNews(4/27) CNESから衛星製造を30Mユーロで、DLRからLidar(光測位装置)を受注。衛星はAstrobus-Sベースで質量は約400kg。打ち上げは2019年の予定。

USAF, X-37Bでホールスラスタ電気推進システムを試験予定

Spaceflightnow(4/27) 将来のAEHF衛星(早期警戒衛星)への適用のための試験。製造はAerojet Rocketdyne社で、出力4.5kW。

Arabsat社, HellasSat 4/SaudiGeoSat 1とArabsat 6Aの契約締結を発表。衛星はLockheed Martin、ロケットはSpaceXとArianespace

Spaceflightnow(4/29) SpaceNews(4/30) SpaceNews(4/28) HellasSat4/SaudiGeoSat1は2018年にAriane 5ロケットで打上げ予定で、衛星は約6000kg。Arabsat 6AはFalcon Heavyで打上げ予定。この契約は、Lockheed Martin社にとっては2011年以来の商業衛星受注とな…

SSTL社, 台湾にFORMOSAT-7コンステレーションの初号機を出荷

SSTL社プレスリリース(5/1) FORMOSAT-7は台湾NSPOとNOAAの気象観測共同プロジェクトで、SSTL-100バスを使った200kg級衛星12機によるコンステレーション。2016年に打上げ予定。(Gunter's Space Pageの解説はこちら)

NRO, 光学偵察衛星Keyholeの交代衛星を2018年から打上げ予定

Spaceflightnow(5/1) 製造は従来のKeyholeシリーズを製造してきたLockheed Martin社

トルコ, 初の国産通信衛星Turksat 6Aの製造中。打上げは2020年

SpaceNews(4/21)

JAXA, 磁気圏観測衛星「あけぼの」の運用終了

JAXAプレスリリース(4/23) 1989/2/22に打ち上げられ、26年2か月の間観測を継続。

ロシアが米大型レーダー偵察衛星LACROSSEの光学撮影に成功していたことを確認

Federation of American Scientists(4/23) Sorae.jp(4/25) 写真:An Album of Images of LACROSSE Radar Reconnaissance Satellites Made by a 60 cm Adaptive Optics System at the G.S. Titov Altai Optical-Laser Center

中国,今年中に3〜4機のBeidou衛星を打ち上げ予定

GPS Daily(4/7)

SST-US社, ISSから放出する100kg級衛星FeatherCraftの構想を発表

SpaceNews(4/8) SST-US社はSurry Satellite Technology社の米国子会社。ペイロード分は最大45kgで、ISSからはNanoRacks社のKaber放出機構から放出される。また、Aerojet Rocketdyne社の電気推進を装着するオプションがあり、この場合、軌道を上げて寿命を延…

欧州委員会, Galileoを2020年までに30機体制とすることで合意

SpaceNews(3/27) 運用機24機と軌道上予備6機。これにより現計画に対して4〜6機追加発注される見通し。最初に打ち上げられたIOV用機体2機はアンテナ問題があり運用できない可能性があるため不確定。なお、Soyuz上段不具合で軌道投入に失敗した2機は、現在代替…

米軍の退役済み気象衛星が軌道上で爆発した模様。SSOに多数のデブリが発生

SpaceNews(2/27) 爆発したのは1995年に打ち上げられたDMSP-F13で、2006年にバックアップ運用となっていたもの。軌道は高度800kmのSSOで、2/3に爆発。観測可能な範囲で43個のデブリが発生したとのこと。

東大, ほどよし4号で超小型衛星としては最速の348Mbpsでの通信に成功

東京大学プレスリリース(2/18) PDFファイル ALOS2の約半分のデータレートを達成。受信したのはISASの3.8mアンテナ。

SES社, 3機の衛星をADS, Boeing, Orbital ATKに発注

SpaceNews(2/16) 衛星は以下の3機でいずれも2017年打ち上げを計画。SES-16/GovSat はルクセンブルク政府とのジョイントベンチャーである LuxGovSat社用の衛星 SES-14: ADS E3000全電気推進バス, 4200kg, SES社プレスリリース SES-15: Boeing 702SP, 全電気推…

欧州, 2015年にGalileo衛星6機を打上げる計画

SpaceDaily(1/20) SoyuzロケットとAriane 5ロケットを1回ずつ打上げる

O3b社, 次世代の衛星製造メーカと打上げ輸送サービス事業者を2015年早期に選定予定

Spaceflightnow(12/29)

Eutelsat社,SSTL社の小型GTO衛星バスを採用した衛星を調達予定。フェーズドアレイ採用でビーム形状を打上げ後に変更可能

SpaceNews(12/7) Spaceref(12/8) Eutelsat Quantumと呼ばれる衛星で、バスはSSTL社のGMP-T(Geostationary Multi-mission Platform for Telecommunications)。打上げ時質量3500kg、ペイロード出力5kW(Spacerefでは7kW)。SSTLのGTO用バスの初号機で2018年に打…

ESA,Soyuzロケットの失敗で軌道投入に失敗したGalileo衛星を運用軌道に遷移させることに成功

SpaceNews(12/5) 2機のうち1機の近地点高度上昇に成功。運用寿命は12年残存。

ESA,軌道投入に失敗したGalileo衛星の近地点高度を上げる運用を開始

SpaceRef(11/10) ヴァンアレン帯の影響を低減するため。2機のうち1機でまず実施し、計画通りに行けば、もう1機も同じ軌道に入れる予定。

デブリ除去の新しいアイディア

SpaceNews(11/10) ISSから電子銃を撃ってデブリを帯電させ、地磁気との干渉によるローレンツ力で軌道高度を下げるアイディア

Elon Musk氏、小型衛星コンステレーションによるインターネット接続サービス提供を検討中

Space Daily(11/11) 計画は2〜3か月で公表する予定とのこと

Boeing社,702SPの2機スタック形態の写真を公開

SpaceRef(11/12)