2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

NASA/AR社, RS-25にSLMで製造したPSDを搭載して燃焼試験を実施

NASA Spaceflight(12/13) SLM(Slective Laser Melting)はAM製造手法の一種。PSD(Pogo抑制装置)の形状はSSMEのものと同じだが、SSMEでは28個あった部品を6個に減らし、123箇所の溶接と1箇所の接手を削除した。

Blue Origin社, New Shepardの新機体での飛行試験を開始

Spaceflightnow(12/13) クルーカプセルに窓がついた

SpaceX社,Falcon 9ロケットでDragon補給機を打ち上げ。CCAFSからの打ち上げを再開

Spaceflightnow(12/15) 1段機体は6/3のDragon打上げに使用した機体で、Dragonも過去のフライトで使用したものの再整備品。1段機体は再度射点で回収した。また、今回の打ち上げは昨年9月の射点爆発事故で損傷したCCAFS射点の復旧後初打上げ。 今回はSpaceXの…

OHB社,Heinrich Hertz通信衛星の打ち上げにAriane 5を選定

SpaceNews(12/15) 打上げは2021〜2022年であり、A5からA6への移行時期にあたるが、Ariane 5を選定。Hinrich Hertzはドイツの通信機器試験と軍用通信の兼用衛星で、OHB社のSmallGEOバスを利用する。

NASA,地球観測データを商業LEOコンステレーション衛星から購入する計画

SpaceNews(12/15) RFIを12/5に発出。NASAは複数業者からの購入契約を締結して、彼らのデータが利用できるか確認予定。予算は$25M。 なお、National Geospatial-Intelligence AgencyはPlanet社から2回の購入契約(初回$20M,2回目$14M)を締結済。NOAAも気象デー…

TAS社,DSGに関連し3社とパートナー関係を結んで検討を実施中

SpaceNews(12/15) Thales Alenia社は、Boeing社と、NASAのNextSTEP2契約に関して、居住モジュール検討に関するパートナー関係を結んだと発表。既に、Orbital ATKとはCygnusの深宇宙補給化に関して、また、Lockheed Martin社とは居住モジュールに関して、協業…

Elon Must氏, Falcon Heavy初号機には同氏のTesla Roadsterを搭載すると発表

Spaceflightnow(12/2)

ロシア,Soyuz 2.1bロケットでLotos-S1諜報衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(12/3)

NASA,37年間未使用だったVoyager 1のスラスタの作動に成功

Spaceflightnow(12/3) AR社のMR-103スラスタ。休止させていた軌道修正用スラスタ(TCM)を姿勢制御用に使用することで、長期利用で性能劣化していた姿勢制御用スラスタの使用を休止する。ただし、TCMを使うためにはスラスタヒータをONにする必要があるため、プ…

中国,長征2Dロケットで偵察衛星3機を打ち上げ

Spaceflightnow(12/4) 今年15機目の打ち上げ

NASA,Dragon2とStarlinerは共にLOC要求を(ほぼ)満たす見通しと発表

SpaceNews(12/4) LOC

ULA社,Vulcanロケットのアビオニクス機器提供会社としてL3 Technologies社を選定

SpaceNews(12/4)

NASA, Cygnusを使ってDragon2/Starliner用の電波干渉データ取得を実施

AviationWeek(12/5) Cygnusを切り離した後、ロボットアームでIDA近傍に滞在させ、12時間の間、Cygnusの太陽電池パドルや電波放射がISSのGPS計測に影響を与えないかのデータ取得を実施。なお、Cygnusはその後ISSから離脱し、小型衛星14機を放出してから、太平…

Relativity Space社,全機体を3Dプリンティングで製造する小型ロケットを開発中

SpaceNews(12/5) 大物3Dプリンティング技術に関する詳細は非開示。 エンジン開発も並行して実施しており、LOX/メタンのAeon 1エンジン(推力15klbf)の燃焼試験をNASA Stennisで実施済。 Terran 1ロケットは2段式で、Aeon 1エンジンを1段に9基、2段に1基使用し…

NASA,BEAMを少なくともあと3年ISSに係留する契約をBigelow社と締結

Spaceflightnow(12/6) インフレータブルモジュールの実証機であるBEAMは、今後は貯蔵室として使用される予定で、Bigelow社は3年間の技術支援や不適合対策費用として20万ドルを契約した。オプションで1年の延長がついており、契約終了時に、更に延長するか大…

ロシア,Zenit後継機であるSoyuz-5の基本設計を今年中に完了させる計画

SpaceNews(12/6) Energia社が開発。Soyuzという名前はついているが、80%はZenit-3を利用し、Soyuz-2のエンジンを流用する計画。Soyuz-5はAngaraと併用される計画。ただし、Angaraの開発は製造問題等で遅れており、プロジェクト完了時期は見通せない状況。

ULA社,更新したアビオシステムのソフトウェア検証のためDelta IVロケットによるNRO衛星の打ち上げを1ヶ月延期

Spaceflightnow(12/6) Delta/Atlas共通のアビオ機器とソフトウェアを更新した初号機。コストダウンと信頼性向上を目的とした更新。今回の打ち上げはVAFBからのDelta IV-Mの最終打ち上げとなる。CCAFSからのDelta IV-M打ち上げは残り2機。ULAはDelta IVシリー…

英国Orbex社,小型ロケット開発計画の詳細を発表

SpaceNews(11/26) Orbex社のロケットは165kgを極軌道に投入可能な見通しで、現在エンジン開発中。推進薬は非公開だが、酸化剤はLOXで、燃料はRP-1でもメタンでもないがLOX温度で液体の燃料である、としている。

中国,長征2Cロケットで偵察衛星試験機3機を打ち上げ

Spaceflightnow(11/26)

SpaceX社,Falcon Heavy初号機の打ち上げを来年1月初頭に再設定

Spaceflightnow(11/28)

SpaceX社,最新の資金調達ラウンドでの調達金額を$100M上乗せ申告

SpaceNews(11/28) 証券取引員会への報告書。8月の申告では$350M調達したとしていたが、今回$450Mに修正申告。

英国,国内射点とロケット開発に50Mポンドを拠出

SpaceNews(11/29) 資金の目的は英国宇宙機関によれば to "enable new satellite launch services and low gravity spaceflights from U.K. spaceports" とのこと。

NASA,次のISS物資輸送をFalcon 9ロケットの再使用1段を使用して実施することを承認

Spaceflightnow(11/30) SpaceNews(11/30) 当該ミッションに使用する予定の回収したFalcon 9ロケット1段機体の再整備の内容を確認した結果、再使用ブースタの信頼度は新製ブースタと同等であると評価したことから、承認することを決定。 なお、一般的に再使用…

Avio社,Vegaの大型版と小型版を設計中

Aviation Week(11/29) Avio社は、現在、Vega(LEO 1500kg)に続くVega C(LEO 2200kg)を開発中(初号機2019年)だが、上段ステージを欧州製に変更して4段式から3段式に変更したVega E(LEO 700kmに3000kg)とVegaベースの小型ロケットを設計中。 Vega EはLOX/メタン…

ESA,Vega Eとスペースプレーンの研究に89.7Mユーロを投入

SpaceNews(11/30) Vega E(Evolution)が53M, Space Rider(スペースプレーン試験機)が36.7M。 Vega Eは開発中のVega Cの後継機で、ウクライナ製の上段ステージAVUMと固体第3段Zefiro-9の機能を合わせた欧州製上段ステージを開発し、4段式のVegaを3段式に変更す…

インド,2018年は月1機のペースでロケットを打ち上げ予定

SpaceDaily(11/30)

Deep Space Gatewayの検討状況

SpaceNews(11/30) AviationWeek(11/30) 来年1月に公開されるISECGのGERのアップデート版ではDSGの役割が強調される予定。

Rocket Lab社,Electronロケット2号機を来週打上げ予定

Spaceflightnow(12/1)

NASA,SLS用の新ML製作を検討中

SpaceNews(12/1) 新製すると追加費用が$300Mかかるが打上げ頻度を上げることができる。 現在のMLはConstellationプログラムでAres I用に開発したものを改修していて、上段にICPSを使ったバージョンには対応しているが、大型のEUSを採用する際には、機体全長…

文部科学相,国際宇宙探査計画への日本の参画指針案を発表

日経新聞(12/1) 文科省(12/1)(12/2時点で書き起こしはアップロード未) 指針案では、(1)月面を行き来する離着陸機、(2)物資の補給、(3)宇宙飛行士が滞在できる環境の制御、(4)掘削など月や火星などの探査――の4つの技術を磨くべきだとした。